iPhoneのバッテリー残量が80%になったら充電を止める方法【ショートカット】

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iPhone裏ワザです。なんでもiPhone 15にはバッテリーの劣化を防ぐため、充電が80%で止まる機能があると聞きます。なんでiPhone 15だけなんだ。羨ましい。

ぼくはiPhone 14 Proを使っていますが、確かにフル充電を繰り返すのはバッテリーに良くないと目にしたことがあり、普段は95〜97%くらいで充電を停止していました。100%近くなってくると充電がゆっくりになるので、その辺で気づきやすいんです。

でも、Apple的なポイントは80%だったかぁ。であるならば、ぼくのiPhoneも80%で充電を止めたいなぁ、何かそんなアプリがないかなぁ、と探していたところ、Appleのアプリ「ショートカット」アプリの「オートメーション」機能が利用できることが分かりました。

「ショートカット」というのは、iPhoneに自動で作業させるような機能です。アイコンをタップして実行します。かたや「オートメーション」は、何かの条件に従って作業を実行するという機能です。

今回は「バッテリーの充電が80%になったら通知する」ということを実現するので「ショートカット」の中の「オートメーション」機能を利用するというワケです。

最後はアナログですが、通知が届いたらケーブルを抜きましょう!

ちなみに「ショートカット」を使ってこんなこともしています。

iPhone「ショートカット」WiFiをオン/オフする方法

iPhone「ショートカット」アプリで○○Payアプリを手軽に呼び出す方法

「ショートカット」も「オートメーション」もなんだか難しそうに聞こえますが、意外に簡単なのでぜひ試してみてください。作ってしまうと、あとが簡単です。

それではiPhone 15じゃなくてもバッテリーが80%になったら充電を止めたいので、そのために「ショートカット」の「オートメーション」機能を利用する方法です!

iPhone フル充電80%で音声・アラーム通知が便利|バッテリー寿命と過充電という記事を参考にさせて頂きました。

「ショートカット」アプリで「オートメーション」

まず「ショートカット」アプリを起動します。

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↑こういうアイコンのアプリです。

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「ショートカット」を起動したら、下にある「オートメーション」をタップします。

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「オートメーション」の右上にある「+」をタップして、新しいオートメーションを追加します。

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開いた画面で「バッテリー」と検索して表示される「バッテリー残量」をタップします。これで、バッテリー残量をきっかけにしてアクションをすることができます。

「オートメーション」を設定していく

次に「バッテリー残量」の詳細を設定していきます。

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「いつ」の下にあるスライダーで、バッテリー残量を設定します。左右に動かして任意の場所を選びましょう。今回は「80%」とします。

続いて「80%と等しい」を選び、さらに「すぐに実行」とします。「実行時に通知」はオン/オフどちらでも良いです。

右上の「次へ」で進みます。

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続いて「新規の空のオートメーション」を選びます。

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「アクションの追加」をタップし、続いて「アプリおよびアクションを検索」のところで「タイマー」と検索します。

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ずらずらと時計アイコンが並ぶので、ここから「タイマーを開始」を選択します。

すると画面が変わり「Start Timer for 時間 分」と表示されるので、適当な時間を入力し、分を秒に変更します。ぼくは3秒にしています。

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どういう設定をしているかというと、バッテリー残量が80%になったときに「ピピピピ」とタイマーが鳴るようにしているのです。タイマーでなく通知でも良いのですが、タイマーだと確実に気づくかな、と。

これで「バッテリーの充電が80%になったら通知する」ということを「ショートカット」の「オートメーション」機能で設定することができました。

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「バッテリーの充電が80%になったら通知」のメリット・デメリット

「ショートカット」アプリは起動していなくても、条件が揃えば「オートメーション」は起動します。

・ショートカットが起動したという通知
・タイマーが完了したという通知

以上の2点で、バッテリーが80%まで充電できたことが分かります。通知を受け取ったら、ケーブルを抜きます。

逆にデメリットとしては以下があります。

・本人不在だと音が鳴り続ける
・消音モードでも鳴る
・100%から減っても鳴る

ちなみに80%になったときのアクションは、タイマーの開始ではなく、テキストによる通知の表示を指定することもできます。音が不要な人はそれでも良いでしょう。

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「オートメーション」が起動すると「ショートカット」としての通知が表示されるので、iPhoneだけでなく、Apple Watchも使っていればなお気づきやすいと思います。

以上、iPhone 15じゃなくてもバッテリー残量が80%になったら充電を止めたいので「ショートカット」の「オートメーション機能」を利用して通知を受け取る方法の説明でした!

iPhone1台で学ぶプログラミング

実は「ショートカット」の解説本です。今のところ具体的に「ショートカット」を解説している書籍は、これしか見つけられていません。