iPhoneにかかってきた電話番号を素早く検索するショートカット

Iphone number search shortcut 000.

iPhone裏ワザです。アドレス帳に登録していない電話番号から電話がかかってきた際に、スクリーンショットを撮影して電話番号を抽出して検索するショートカットがあったので試してみました。

「ショートカット」は、iPhoneに自動で作業させる機能で、アイコンをタップするなどきっかけを与えて実行します。意外に簡単なのでぜひ試してみてください。既にあるものをインストールするだけで使えます。

iPhone「ショートカット」の使い方

ショートカットの利用には「ショートカット」アプリが必要です。

iPhone バッテリー残量が80%になったら充電を止める方法 018

↑こういうアイコンのアプリです。Appleのアプリなので、恐らくほとんどの人がインストールされているはずです。

今回は以下の「電話番号を検索」というショートカットをインストール(追加)します。Threadsで投稿している人がいて知りました。

電話番号を検索

リンクをタップすると「ショートカット」アプリが起動し「ショートカットを追加」する画面が開きますので、そのまま追加してください(ネタフルミニはサンプル名です)。

Netafull mini 2x2 01

「ショートカット」アプリが起動して「電話番号を検索」があればインストール成功です。

続いて、具体的な使い方を解説します。

「電話番号を検索」ショートカットの使い方

「スマホの背面をダブルタップすると電話番号のスクリーンショットを撮って、Googleでその番号を検索」してくれるという説明があったのですが、スマホの背面をダブルタップで特定の「ショートカット」を起動するには、あらかじめ設定が必要です。

設定>アクセシビリティ>タッチ>背面タップ

ここにある「ダブルタップ」から「ショートカット」という項目の「電話番号を検索」を選んでおきます(インストールしてあれば表示されます)。

この設定で、iPhoneの背面をトントンとダブルタップすると「電話番号を検索」ショートカットが起動します。

あとは見知らぬ電話番号から電話がかかってきたら、iPhoneの背面をトントンすると、電話番号を検索することができるようになるはずです。

迷惑電話かどうか判別するアプリもありますが「ショートカット」を使う方法があるというのも覚えておくと便利ではないでしょうか。

「ショートカット」を少し改造する

ぼくは背面タップのダブルタップとトリプルタップに「クリップボードマネージャー」の機能を設定しているため「電話番号を検索」とバッティングしてしまいます。

そこで考えたのが、コントロールセンターにウィジェットとして設置する方法です。ただし、タップすると即時実行してしまい、コントロールセンターのスクリーンショットを撮影してしまいます。

解決策として、少し改造してコントロールセンターを消すための「待ち時間」を追加することにしました。

Iphone number search shortcut 004.

1秒の待機を追加することで、コントロールセンターの画面を消す猶予が生まれます。

カスタマイズした「電話番号を検索」ショートカットは「ウィジェット」としてコントロールセンターに登録しておきます。

コントロールセンターの画面を長押しすると「ショートカット」をウィジェットとして追加できます(起動したいショートカットを選択できる)。

ウィジェットに登録したら、具体的には以下のような操作をします。

Iphone number search shortcut 2x2 001.

左は電話がかかってきたと仮定した画面です。大きく電話番号が表示されています。

見知らぬ電話番号から電話がかかってきたらコントロールセンターをシュッと出し「電話番号を検索」をタップします。ここで1秒間の空きがあるので、その瞬間にシュッとコントロールセンターを消します。

最初の電話番号の画面に戻り、スクリーンショットが撮影され、電話番号が抽出され、Googleで検索される‥‥という流れを体験できると思います。

Iphone number search shortcut 003.

カスタマイズした「電話番号を検索」ショートカットは↓からダウンロードしてください。

電話番号を検索(1秒待機)

自分は2秒のほうが良いという人は数値を変更することもできます。「電話番号を検索」ショートカットの右上の「…」をタップするとプログラムの内容が表示されますので、秒数を変更するだけです。

プログラムと言っても日本語で書かれているので、簡単に変更できると思います。

「電話番号を検索」の余談

今回の「ショートカット」で驚いたのは、スクリーンショットを撮影し、さらに画像から電話番号を抽出することができるという点です。まさかiPhoneの「ショートカット」でそんなことができるとは‥‥。

あと実際のに迷惑電話がかかってきていないので、実戦投入はできていません。

着信テストをした感じだと、iPhoneを操作しているときに電話がかかってきたらウィジェットを起動しやすいですが、スリープした状態からだと、ちょっとコツが必要かもしれません(Face IDが挟まるため?)。

ということで、誰かののお役に立てば幸いです!

iPhone1台で学ぶプログラミング

実は「ショートカット」の解説本です。今のところ具体的に「ショートカット」を解説している書籍は、これしか見つけられていません。