【ものづくりな1年】ネタフル的ベストバイ!これが買ってよかったベスト5【2020】

Netafull best buy 202012

2020年も、しっとりと暮れてゆきます。明日1月1日になれば「あけおめー!」なんてテンションも豹変しているはずですが、この年末の終わっていく張り詰めたような空気感は嫌いじゃないです。

そんな暮れゆく空気の中でお届けするのは、2020年の「ネタフル的ベストバイ」です!

近年、モノを買うことや、ものすごく欲しくなるモノってなくなりつつありました。ほどほどでいいな、という感覚が凄く強くなっています。加齢のせい?

ただ、そんな中で2020年は「これは買ってよかった!」というものがいくつかあったので、買い物としては当たり年だったと思います。「ぜひオススメしたいな(強く推奨)」というものを、トップ5としてまとめておきますので、2021年の買い物の参考にして頂けたら幸いです。

5位 ホットサンドソロ

ホットサンド自体は2019年から使っていたのですが、食パン2枚だとけっこうボリューミー。そんな時に知ったのが、1人用ホットサンドメーカー「ホットサンドソロ」です。

食パン1枚を折って具材をサンドできるというアイデア商品で、春先から大変な人気で品切れが続いていました。秋になり、ようやく予約していた商品が手元に届きました!

なんでも手軽に挟んで食べられるのは、やはり便利です。耳のところがカリカリになるのも美味しいんですよね! 朝食に食べようと思うと、食パン2枚って重めなので、1枚で作れる「ホットサンドソロ」はやはり便利です。

2020年はコロナ禍もあり、インドアアウトドアと称して自宅でアウトドアグッズを使って料理することも増えました。「ホットサンドソロ」は、そんなニューノーマルなライフスタイルにもマッチしたアイテムでした。

価格は4,500円ですが、人気商品のため品切れ中です。4w1h公式インスタグラムで入荷情報をチェックしましょう。

ついでに今年購入したガスバーナーとカセットコンロも良かったのでご紹介しておきます。

4位 コードレスハンディクリーナー

年末にやってきたAmazonセールで購入した、コードレスハンディクリーナーの「Anker Eufy HomeVac H11」も、個人的にはなかなかのヒット商品でした。

USBで充電できる、吸引力が強い、デザインが良くて小さい、自立する、ダストカップが洗えるなど、けっこういいことずくめなのですが、それでいて5,000円しない価格はお買い得です。

USB充電できると、デスク周りのUSBケーブルで充電しやすいのですよね。それで足元にひょいと置いておけば、埃やゴミが気になったときにすぐに掃除ができます。これはいい。

ということで、手の届く範囲から足元、部屋の隅など、以前よりもサクサクと掃除することができるようになりました! 実体験ですが、掃除が苦手な人にこそオススメしたいです。

M1 MacBook Air

MacBook 2015から、5年ぶりに買い替えしたのが「MacBook Air」です。基本的には12インチというサイズがベストだと思っていて、サイズ感、デザインともにMacBookが大好きだったのですが、M1チップの評判があまりにも良いので試してみたくなりました。

基本的にはネットサーフィンしてブログを書くくらいのことしかしていないのですが、それでも実感できるほどに全体の動作は軽くなりました。

ただし、Google Chromeでタブを100枚くらい開いていると、やはり動作は重くなります。魔法のパソコンではないので、無理はいけませんね。

ある意味では、誰が使ってもストレスなしに普通に使うことができる万人向けのMacが、ようやく登場したとも言えるかもしれません。

多くの人がレビューしているように「やべーーー!!」という速さ、凄さまでは個人的には感じていないのですが、日常の作業の全てが2段階くらい効率アップしたので、トータルでみればかなりの効率化が図れているはずです。

あんまり褒めてないようにも見えるかもしれませんが「やべぇな」とは思っていますよ。買いか買いじゃないか? そりゃあもちろん“買い”です。これが12万円(税抜)しないのだから、恐ろしいことですよ。

Oculus Quest 2

1位か2位かで迷ったうえでの2位なのですが、新しい世界に出会わせくれたNo.1デバイスは「Oculus Quest 2」です。

アバターによるチャットの世界。セカンドライフのように聞こえるかもしれませんが、ヘッドマウントディスプレイの世界は全く違います。

本当はVRのゲームも色々とあって、それも楽しい(らしい)のですが、もともとゲームはそんなにしないので「Oculus Quest 2」はもっぱらVRChat専用端末となっています。みんなでプレイする人狼とか楽しいですよ!

「ソード・アート・オンライン(SAO)」という人気アニメがあり、それはヘッドマウントディスプレイをつけて仮想世界で生き抜くような話なのですが、まさにその世界に近づいていると思いました。

VRの世界に、本当に“いる”のですよ。ゲームだけでなく、打ち合わせもしますよ。テキストチャットでもない、ビデオチャットでもない、そこに“いる”人との打ち合わせ。

こればかりはいくら言葉を尽くしても伝わらないんです。ぼくも聞いている話と、実際にやってみた感覚では数千キロくらいの距離があったと思います。

これから自分も年を取ったり、病気でベッドの上から動けなくなる時がくるかもしれません。その時に「Oculus Quest 2」のようなVRデバイスは、自分を“外に”連れ出して、人に会わせてくれる存在になると確信しています。

3Dプリンター「Cheero3D Pro」

2020年に購入したもので、最も使用頻度の高かったデバイスの1つが3Dプリンターです。

3Dプリンター自体の導入にはハードルの高さを感じていたのですが、サポートしてくれる人たちもいて、なんとか無事に使いこなしています。

もともと「旅ストラップ」というスマホ向けプロダクトをリリースする際に、それと併せて使う長いストラップを自作したいと思ったのです。

自分で試した経験から、絶対にストラップは長いものが便利だと思っていました。だから、自作の長いストラップも販売して一緒に使って貰いたいと考えました。

今回はパラコードというパラシュート用の丈夫なコードも使っているのですが、それだけだと味気ないので、謎記号ロゴでも入ったパーツも組み合わせたいと考えました。その時に「あれ? 3Dプリンターで何か作れるんじゃないの?」となったわけです。

3Dプリンターを購入する際に、自分で最終組立をするものは安いのですが、さすがにそれはハードルが高すぎたので、人気3DプリンターのOEMである「cheero3D Pro」を購入しました。完成品を購入して正解でしたし、日本語のサポートもありがたいです。

結果的に、自分でCADソフトをいじって、試作品も何十と作って、オリジナルの「謎記号ストラップ」を楽天のフリマアプリのラクマで販売することができています!

ネタフル公式オンラインショップ|フリマアプリ ラクマ

まさかハンドメイド作品をフリマアプリで販売するようになるとは、自分でも思ってもみなかったですねぇ。ものづくり界のすみっこの方に片足を突っ込んだようで嬉しいです。縁遠い世界だと思っていたので。

手元でCADでデザインして、印刷して、修正して、また印刷して‥‥というのを繰り返せるのは本当に凄いことだと思います。完全に自宅がプチ工場化してますから。

3Dプリンターは誰にでもオススメできるものではないとは思うのですが(価格も44,800円)、興味のある人はぜひともチャレンジしてみて欲しいですね。アナログオジさんでもなんとかなりましたから!

ベストバイには入らなかったけれど、3Dプリンターと絡めてオススメのガジェットがいくつかあります。

3Dプリンターで印刷していると数時間かかる場合があるのですが、ちょっと現場を離れたいこともあります。外出先から「印刷は終わったかな」と確認するのに、ネットワークカメラ「ATOM Cam」が便利です(3,350円)。

【3Dプリンター始めました】印刷の進捗をリモート確認するのにATOM Camが便利!ついでにスマートプラグで電源管理も便利!

ついでに、Amazon Alexaと連携するスマートコンセントに3Dプリンターを接続しておくと、印刷が終了したことをネットワークカメラで確認した上で、Alexaアプリから電源を切ることが可能です。

ハンドメイド作品をフリマアプリで販売する際に、役立っているアイテムも紹介します。ラベルプリンターです。ぼくは「Phomemo M02S」を購入しました(9,700円ですがAmazonで10%オフクーポンが出ていることが多い)。

ラベルプリンターはスマホから簡単に印刷することができるし、小さくて持ち運ぶこともできて便利です。チープな感じもかわいくてたまりません。同封するステッカーを印刷しています。

現在、3Dプリンターで試作しているものはいくつかあるのですが、HHKBというキーボード用のキートップもその1つです。自分好みにキーボードをカスタマイズするのにも、3Dプリンターは役立っています。これはなかなか熱いですよ!

【HHKB】キートップを3Dプリンターで自作する【その1】

ということで、2020年のベストバイのトップ5を紹介してみました。けっこうニッチというかなんというか‥‥万人向けではないのですが、きっと今後、グッとくる、ガッと熱くなる分野ではないかな、とは思っています。VRも3Dプリンターも。

2021年に新しいことにチャレンジしたい人にオススメします! 一緒にニューワールドに行きましょう!