酒井法子被告に懲役1年6月執行猶予3年という記事より。
夫とともに覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた元女優酒井法子(本名高相法子)被告(38=保釈中)の判決公判が9日、東京地裁であった。村山浩昭裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
酒井法子被告に、懲役1年6月(執行猶予3年)の判決です。
「夫が逮捕されるとみるや現場を立ち去り、使用発覚を免れようとして転々と逃走するなど事後の行動も卑劣」などと裁判官は指摘しています。
ここまでの酒井法子被告です。
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気になる薬物依存ですが「簡単にやめられる人は皆無だ。自助グループのミーティングに参加して、回復に努めることが先決。そうしないと介護も子育てもままならない」と薬物依存について指摘する人もいます。
中国では「玉女(玉のように美しい女性)から毒女(薬物に染まった女)に転落し、同情されている」と伝えられています。
一つ不思議なことがあるのですが、酒井法子被告の逃走を手助けしていた人たちは、罪に問われることはないのですね。
酒井法子被告は今後、本当に介護の勉強をしたり、薬物依存を断ち切ることができるのでしょうか。芸能界復帰もあり得るのでしょうかね。
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「ドラマなどでいろいろな役を演じてきたと思うが、残念ながらこの事件は現実です。この重みに負けないで更生されることを願います」
「大麻半年、覚せい剤1年」。芸能リポーター梨元勝さん(64)は、薬物事件で有罪判決を受けた俳優や歌手の復帰を簡単に許す業界の甘さを嘆く。「一般社会では絶対に許されない。体質を改める時が来た」と警鐘を鳴らしている。
酒井被告をよく知る関係者は「酒井被告は周りから“離婚しろ、離婚しろ”と言われると意固地になってしまう性格。だから説得役、助言役、聞き役と役割分担をして、時間をかけて意思を固めさせた」と説明。
夫とともに覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた元女優酒井法子(本名高相法子)被告(38)=保釈中=の判決公判が9日、東京地裁であった。村山浩昭裁判官は懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
判決理由で村山裁判官は、被告が前回10月26日の初公判で「4年前ごろ夫に勧められた。昨年夏以降、月1回から数回使った。夫に使用を持ち掛けたこともある」と述べた点に触れ「常習性や、ある程度の依存性がある」と認定した。
初公判で、酒井被告は起訴内容を認め「多くの方にご迷惑をかけ、申し訳ありません」と謝罪していた。
しかし、被告は現在では本件を認めて反省を深めている。夫に勧められたとはいえ、覚せい剤を使用した自分の責任を直視し、覚せい剤と絶縁する決意をし、覚せい剤の使用を勧めた夫との離婚も考えている。
酒井法子被告らの事件で注目された芸能関係者の薬物問題。約100社が加盟する日本音楽事業者協会(音事協)は、会員の芸能事務所を対象とする研修会を開催するなど、違法薬物撲滅に向けた取り組みをアピールしている。
午前11時半。酒井被告は黒いブラウスとジャケット姿で入廷。一般傍聴席の周りに警備の職員約10人が取り囲んだものものしい雰囲気に、緊張した表情。
ただ、初公判から2週間経ち、現実的な方向性を考えた酒井被告は、直接介護の仕事に携わるより、自身の経験が生きる音楽療法士として、病院や老人ホームで音楽を聴かせたりする仕事も検討しているという。
6615枚の整理券が交付された10月26日の初公判で2度並んで両手首に巻いた人がいたとの情報が東京地裁に寄せられたため、今回は左手首にだけバンドを巻くようにした。
「台湾のファンクラブの会長は、取材に対して『酒井被告本人から話を聞きたい。(被告が所属していた芸能事務所の)相沢正久副社長とも面会し、実情をもっと知りたい』と話していた。被告は今回、日本のみならず、台湾のファンも裏切った。やはり直接に謝罪してほしいという気持ちが台湾のファンにはあるようだ」と話し、正午からのニュースで裁判の結果を伝えた。
村山裁判官は罪の重さを確認させる意図か、主文を自らの口で繰り返すよう促した。いったん言いよどんだ酒井被告は、再度促された後、気を取り直したかのようにはっきりした口調で主文を述べた。