酒井容疑者援助の「社長」“よかれと思って助けただけ”という記事より。
酒井容疑者の“謎の6日間”を援助していたのは、同容疑者の継母(62)、個人事務所の顧問を務めていた元弁護士(75)、その弟で建設業会長(71)。
酒井法子容疑者の逃走6日間の全容が徐々に明らかになってきているのですが、逃走を手助けしていた建設業会長の長男である社長が取材に応じています。
「父は“よかれと思って(酒井容疑者を)助けただけ”“事件性はないから心配するな”と言っていました」
とはいえ逮捕状も出ていた訳ですし、髪の毛を切っていたという話もあるし、携帯電話も壊して捨てていたみたいだし、けっこう悪質な気もするのですが。
ちなみに、酒井法子容疑者と現場に現れ一緒に逃走した“社長”と呼ばれていた人物は、この会長のことだそうです。もっと若い人を想像していました。
逃亡に関与した元弁護士兄弟に関して、サンミュージックの相澤社長は「一面識もありません。(酒井容疑者から)紹介されたことも話を聞いたこともない」とコメントしています。
ここまでネタフルで書いている酒井法子容疑者です。
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またこの日、同容疑者が8日に出頭した際、所持していた携帯電話が自分のものではなく、長男のものだったことが判明した。自分の携帯には、覚せい剤や逃走に関連するデータが残されている可能性もあり、警視庁ではその所在を詳しく追及していく。
毛髪は1カ月に1センチ程度伸びる。数回程度の使用では、覚せい剤を検出することは難しく、乱用者のみが検出可能という説もある。
今回の“逃走劇”に同行した建設会社会長と、継母は古くからの知り合いだという。一部報道によると、13歳だった同容疑者の芸能界入りを画策したともいう。追い詰められた同容疑者は、亡き父とのつながりも感じる“後見人”たちに救いを求めるしかなかった。そして、幼少期からの経験で、今ある人間関係を失いたくないという心理が、供述しない姿勢に表れているのかもしれない。
建設会社会長の親族は、「社長」と呼ばれた人物が会長で、酒井容疑者の“逃走”に関与した事実を認めた。「急に渋谷に呼び出されたみたいです。4、5年ぶりに会ったと聞いています」と明かした。会長は「運転ができない」とし、第3者が運転する車で渋谷に向かったとみられる。
日本大学名誉教授の板倉宏氏は「毛髪鑑定では使用日時まで特定することは難しい」と前置きした上で「これまでの本人の供述と毛髪鑑定の結果を突き詰めていけば、使用期間を特定することはできる。立件は可能」と指摘。
今後、いまだ食い違う酒井、高相両容疑者の供述などを基に徹底した裏付け捜査が行われる。特に酒井容疑者が覚せい剤を常用していたと口にしている高相容疑者の供述が大きな鍵となるとみられる。
刑法では、罪を犯したことを知りながらその人をかくまったり、証拠隠滅に加担した場合、犯人蔵匿(ぞうとく)罪や犯人隠避(いんぴ)罪が適用される。「社長」はこうした罪を否定したと取れるが、酒井容疑者らと行動をともにしたことを事実上、認める形ともなった。
頻度については「タバコを1日1箱吸う人と1日2、3本の人とは違うのと同じで、出てきた濃度でヘビーかノーマルかライトかわかる」と同氏。また、髪の脱色による鑑定への影響は「反応は出にくくなるが、ゼロになることはない」という。
この日、酒井容疑者は拘置期限を迎えたが、20日から28日までの拘置延長が決定。夫の高相祐一容疑者(41)=同容疑で逮捕=の8日間(14~21日)を上回る9日間となったが、この延長期間について合理的な理由はなさそうだ。
「口裏を合わせるよう指示して、供述内容を無理やり擦り寄せることは、弁護士も証拠隠滅の罪に問われかねないので、現実的には考えられない。双方の主張が決定的に対立する事態となれば別ですが、使用や頻度に食い違いが見られる程度なら、違う弁護士をつけることにはならないでしょう」