このところ“追いレンチン”を色々と試しているんです。簡単にいえば、レンチンしたパスタを、さらにレンチンする調理方法です。
レンチンして茹でたパスタ(レンチン1回目)にオリーブオイルとニンニクを入れて追いレンチン(レンチン2回目)すると、後から入れたオリーブオイルとニンニクに火が入るというメリットがあります(オリーブオイルとニンニクは火が入るとより美味い!)。
また、追いレンチンの際に何か具材(例えばパスタソース類)を追加して温めても一石二鳥です。かなり良いぞ、追いレンチン。
最近はペペロンチーノにミートソースを入れる追いレンチンの試作をしており、今日はボロネーゼのペペロンチーノでも‥‥と思い、冷蔵庫を開けたところ、そこにあったのはラップにくるまれたマクドナルドのマックフライポテトでした。
熱々の時はあんなに美味しいのに、ひとたび冷蔵庫に入れるとなぜあんなにイマイチになってしまうのか。よーし、次男が食べられなかったフライドポテトよ、ペペロンチーノとして再生してやろうではないか!
ということで、今回は余り物のフライドポテトを使った「フライドポテトペペロンチーノ」です!
「フライドポテトペペロンチーノ」レシピ
もともとじゃがいもとペペロンチーノの相性は悪くないのではないかと思っていて、ジャーマンポテトペペロンチーノというアイデアも温めていました。しかし、それより先にフライドポテトがやってきてしまいました!
今回、ペペロンチーノ以外に用意したのは以下の2つです。
・フライドポテト(冷蔵庫に入れていたものでOK)
・アンチョビソース
フライドポテトはマクドナルドのマックフライポテトを使用していますが、芋&塩なので、他のファストフードのものでも大丈夫でしょう。
アンチョビソースは、あればポテトを裏から支えてくれる隠し味として最&高ですが、なくても大丈夫です。
まずは、ベースとなるペペロンチーノを作ります。
今回のレシピでは、ベースとなるペペロンチーノは【簡単】電子レンジでチンして作る基本のペペロンチーノのペペロ1号です。
通常だとパスタを唐辛子とレンチンしたら湯切りして、オリーブオイルとニンニクと塩を混ぜてペペロンチーノの完成ですが、今回はフライドポテトも入れます(フライドポテトを使うので塩はやや控えめで良いです)。
順番としてはフライドポテトを入れてから、オリーブオイルを上から回しかけましょう。ちょっと多めで良いですよ。オリーブオイルとフライドポテトの塩気の相性も抜群ですから。しみしみするように!
そして、ここで追いレンチン!
フライドポテトを温めつつ、オリーブオイルとにんにくにも火が入ります。時間はお好みなのですが、60秒くらいがオススメだと思います。
もしパスタが伸びるのが気になるようなら、ペペロンチーノ1号をつくる時のレンチンを10秒くらい短くすると良いかもしれません。
今回は通常通りのペペロンチーノ1号に追いレンチンしていますが、いつも通りのアルデンテではなくなりますが、味の違いはさほど気になりませんでした。
追いレンチンが完了したら、皿に盛り付けて「フライドポテトペペロンチーノ」の完成です!
じゃがいもはペペロンチーノとの相性も良いに違いない‥‥と思いつつ、余り物のフライドポテトも復活するに違いないと信じて作ってみたのですが、これが大正解!
オリーブオイルがしみた塩気のあるフライドポテト。これが美味いんだなぁ! 冷蔵庫を出たばかりの頃のしんなりと違うしんなり、オリーブオイルでオイリーなしんなり。
どちらも細長い(?)ですからね、パスタとフライドポテトも合います。塩味にオリーブオイルを吸収したポテトとパスタが合わないはずがないか!? ホクッとした食感も良いです。
今回は少し控えめなポテト量だったのですが、もっと入れても美味しいかもしれません。ポテトが入ると、食べごたえもアップします。他にはキノコ類を入れても美味しそうな予感がしますねぇ。
ぜひ2日目のフライドポテトをペペロンチーノにして食べてもみてください! 思ってもないような美味しさになりますよ〜〜〜。
今回は大容量タイプのレンジパスタ調理器を使ったのですが、やはり大きい方が混ぜる作業などはしやすいですね。
ごちそうさま!!!!!!
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