
冷凍焼売の電子レンジによる美味しい蒸し方を模索していたのですが、ようやく正解にたどり着けた気がするので、記事で紹介しようと思います。
2024年夏くらいから「浦和クラフト焼売」のボランティアスタッフをしています。そこで気付いたことがあります。やはり冷凍焼売は蒸したほうがより美味しいということです。
冷凍焼売は電子レンジでレンチンして手軽に食べられるのもメリットの1つですが、蒸し器を使ったほうが一段とジューシーな仕上がりになります。
一時期、レンチンパスタにハマっていたこともあり、電子レンジでも美味しく冷凍焼売を蒸せないものかと試行錯誤し、1つの方法にたどりきました。
ダイソーの調理器具を使う
一般的な電子レンジによる冷凍焼売の温めは、皿に焼売を載せ、水をふりかけてラップをするという方法が多いのではないでしょうか。
自分で何百個と冷凍焼売を販売して分かったのですが、やはり蒸気で蒸すのがポイントだと思いました。皮や中身がよりジューシーに仕上がります(もちろん蒸し過ぎは良くない)。
まず、この蒸気を発生するにはどうしたら良いかと考えたときに、ダイソーで「ザル付き電子レンジ調理器」を見つけました。

価格は110円です。

内側がザルになっていて、下に水を張り、上に食材を載せてレンチンするという使い方です。蒸し野菜を作るのに使っているという人もいるかもしれません。
この「ザル付き電子レンジ調理器」を使えば、蒸気を発生させつつ、冷凍焼売を蒸せるのではないかと思いました。
ここからはもう試行錯誤です。湯沸かしするタイミングや時間、冷凍焼売をレンチンする時間など、様々な要素を試しました。
その結果、まずは「浦和クラフト焼売」に関しては、最適なレンチン時間を探し出すことができました。
一般的な冷凍焼売に関しても、表記されているレンチン時間で同じように蒸せるのではないかと思います。
なお「浦和クラフト焼売」は一般的な焼売の3倍サイズの約45gです。それを前提としたレンチン時間となっています。
電子レンジによる冷凍焼売の蒸し方
1. 器に水を張り90秒くらいレンチンする
ザルを外した器に水を張り、電子レンジで温めをして沸騰させます。レンチン時間は短いので、水は少量で大丈夫です。感覚的には5mmくらいです。

ザルを戻し、フタをして500Wで90秒くらいレンチンします。庫内が蒸気で曇れば大丈夫です。もし足りないと思ったら10秒ずつ足してください。
2. 水にくぐらせた冷凍焼売をレンチンする
水が沸騰して蒸気が出てきた容器を電子レンジから取り出し、フタを開け、水にくぐらせた冷凍焼売を並べます。この作り方では2個を想定しています。

再びフタをし、500Wで2分40秒くらいレンチンします(1個の場合は2分30秒くらい)。
3. 30秒ほどそのままにして仕上げる
電子レンジでの温めが終了したら、30秒くらいそのままにしておきます。蒸気で仕上げします。

取り出すときはまだ熱いと思うので気をつけてください。
以上で、蒸気でジューシーに冷凍焼売が仕上がります。もし中がまだ冷たいようなら、10秒ずつ足してください。
電子レンジによる冷凍焼売の蒸し方
電子レンジによる一般的な冷凍焼売の温め方と比較すると、蒸気も併用したほうがジューシーに仕上がると思います。

ザル付きの容器が必要ですが、1つ110円ですし、蒸し野菜なども手軽に作ることができるので、1つ持っていても便利ではないかと思います。
より美味しく食べることができると思えば、お湯を沸かすのも苦になりません。レンチンですし。
冷凍焼売を電子レンジでチンする際の参考になれば幸いです!
料理用の温度計があると便利です。