100円ショップのパスタ調理器を使いレンチンするだけのパスタ‥‥というか、ペペロンチーノを食べまくっています。色々な作り方を試しつつ30食くらいを食べて、ペペロンチーノならこの作り方というのが見えてきました。
納豆を乗せたり、マッシュルームやにんにく背脂を入れたりアレンジもしつつあるのですが、そうしたレシピも記事に書いていきたいと思っているので、参照しやすいようにベースとなるレンチンパスタの「基本のペペロンチーノ」の作り方をまとめておこうと思います。
「基本のペペロンチーノ」を作れば、後はカスタマイズ自由というわけです!
はじめに
あくまでも自分で試して辿り着いた境地のようなものなので、他にもっと美味しく作れる方法はある‥‥と思います。
ですので「こんなに簡単にペペロンチーノが作れてしまうんだ!」というのが伝われば嬉しく思いますし、これをベースに自分なりにアレンジして貰えるとさらに嬉しいです。
そもそも料理は得意ではなく、面倒くさがりでもあるので(湯を沸かしたくない&フライパンで炒めたくない)、作るのも片付けるのもできるだけ手間をかけない方向で作っています(良い意味で手を抜いているつもり)。
その代わり、納得いくまで試作して記事にしていますので、これがみなさんのペペロンチーノの参考になったら幸いです。
という諸々の前提でレッツゴー!
レンチンで作るペペロンチーノ:材料
用意するもの:
(1)パスタ
最初は1.6mm使ってましたが、現在は1.4mmを使っています。個人的に細い麺のアルデンテが好きで、細いことでレンチン時間も短くできます。主にマ・マーの1.4mmを使用中です。100gずつ束ねられているの便利です。
(2)オリーブオイル
エクストラーバージンオリーブオイルを使います。少し高価なもの(といっても800円くらい)にしたら、香りのフレッシュさが違いました。少し奮発すると良いかもな食材です。スーパーマーケットで入手しやすいので日清の「BOSCO」を使っています。
(3)にんにく
にんにくに火を通さない作り方をする時に、パスタと混ぜやすいようにチューブのおろしにんにくを使用します。最初はおろしを使っていましたが、最近はみじん切りを試しています。毎日ペペロンチーノを食べていると、やはりチューブが簡単です。
(4)唐辛子
唐辛子は輪切りを使用します。丸ごとの鷹の爪を手でちぎってもOKです。特に銘柄などのこだわりはありません。それより、たくさん入れた方がピリ辛が増して美味しいです。
(5)ブラックペッパー
味を調整するブラックペッパーです。と言いつつ、食べ始めるとゴリゴリとふりかけたくなります。ミル付きのものがオススメ。最近はダイソーの「ワンハンドスパイスミル」を使っています。
(6)塩
味を調整する塩です。家にあるもので良いですが、塩でオリーブオイルが引き立ちます。ぼくは岩塩を使っています。最近はダイソーの「ワンハンドスパイスミル」を使っています。
以上を揃えれば、何食もペペロンチーノが食べられてお得です。
それでは作ろうペペロンチーノ
何度も繰り返しペペロンチーノを作っていると、ペペロンチーノというものは、オリーブオイルを美味しく食べるための麺料理なのだなぁ、という気がしてきます。
ちなみに、ペペロンチーノの正式名称はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノです。アーリオ(ニンニク)・オーリオ(オリーブオイル)・ペペロンチーノ(唐辛子)で、使用する食材がそのまま料理の名前となっています。
そもそもオリーブオイルと塩だけでも美味しいです(アーリオ・オーリオ)。そこにニンニクが入ればなお美味しい。で、ブラックペッパーで味変ですからね。調味料を美味しく食べるためのパスタなんだな、と。本末転倒感はありますが。
さて、ペペロンチーノを作っているうちに、簡単な作り方から、少し手間をかけて美味しく作る方法まで、いくつかバリエーションができることに気づきました。
超簡単な方法から少し手間がかかる方法まで、1〜3号として紹介しますので、自分に向いている方法で作ってみて下さい!
基本のペペロンチーノ1号:作り方
作り方という程のものでもないくらい簡単な手順です。
(1)100円ショップのパスタ調理器に乾麺100gを入れる
(2)水位線まで水を入れ唐辛子(好み)と塩(ひとつまみ)を入れる
(3)所定の時間のレンチンをする
(4)蓋をして湯切りをする
レンチンする時間はパスタ調理器によって違うと思いますが、ぼくが購入したダイソーのものは、本来の茹で時間+4分でした(600W)。
通常の手順だと1.4mmは5分+4分で9分なのですが、好みの硬さを求めてどんどん短縮していったところ、今では6分20秒が最適となっています。電子レンジの庫内を見ていると5分くらいで沸騰するようです。
続いて味付けして仕上げします。
(5)オリーブオイル、ニンニク、塩を好みで入れて混ぜる
湯切りして麺が熱々のうちに調味料を混ぜましょう。
量に関しては本当にお好みでとしか言えないのですが、ぼくはオリーブオイルは1往復くらい、チューブにんにくは10cm弱、塩はひとつまみくらいを入れています。でも、だいたい後から追いオリーブオイルはします。
(6)皿に盛り付ける
皿に盛り付けてパラパラとブラックペッパーをふりかけるとそれっぽい見た目になると思います。
で、実はブラックペッパーも美味しいので、食べているうちにどんどん追いブラックペッパーもしてしまいます。
以上で電子レンジでチンして作る基本のペペロンチーノ(程よく手抜き)が完成です! 簡単なのに美味しくてビビる! 洗い物も容器と皿とフォークくらい!
基本のペペロンチーノ2号:作り方
もっと美味しいペペロンチーノを食べたい、少し余裕があるからレンチンが1回くらい増えてもいいよ、という時にオススメなのが、この作り方です。
本来のペペロンチーノの作り方では、フライパンの炒める工程でニンニクの香りをオリーブオイルにうつしたり、唐辛子に辛みが増します。2号ではここを強化します。
パスタを茹でる前に、オリーブオイル+にんにく+唐辛子をレンチンしてしまい「ペペロンチーノオイル」を作ります。2回のレンチンと洗い物が少し増えてもOKという人にオススメの作り方です。
(-2)オリーブオイル大さじ3杯(15ml)にニンニクと唐辛子を入れて軽くかき混ぜる
(-1)600Wで50〜60秒程度のレンチンをする(ニンニクがバチバチするのでラップをしてチェックしながら)
(0)ペペロンチーノオイルの完成
(1)100円ショップのパスタ調理器に乾麺100gを入れる
(2)水位線まで水を入れ塩(ひとつまみ)を入れる
(3)所定の時間のレンチンをする
(4)蓋をして湯切りをする
続いて味付けして仕上げします。
(5)ペペロンチーノオイルをかける&塩を好みで入れて混ぜる
1号と同様に盛り付けをして「基本のペペロンチーノ2号」の完成です!
辛いのが好きなので唐辛子の量が多めです。ニンニク、唐辛子の量はお好みで調整して下さい。
基本のペペロンチーノ3号:作り方
「基本のペペロンチーノ3号」は、あらかじめニンニクと唐辛子をオリーブオイルに漬け込み、ペペロンチーノオイルを作っておくという方法です。
(-1)ニンニク3個をカット&唐辛子をカット(丸ごとなら指でちぎっても)して容器に入れる
この時は唐辛子5本をちぎり、5本は丸ごと入れました。ちなみに容器は280mlなので使用するオリーブオイルは200mlくらいです。
(0)ペペロンチーノオイルの完成
1日くらいするとニンニクの香りが漂い、唐辛子の辛みも出てきます。もし足りないと思ったら足してください。ぼくは輪切りの唐辛子を大量に追加しました。
(1)100円ショップのパスタ調理器に乾麺100gを入れる
(2)水位線まで水を入れ塩(ひとつまみ)を入れる
(3)所定の時間のレンチンをする
(4)蓋をして湯切りをする
続いて味付けして仕上げします。
(5)ペペロンチーノオイルをかける&塩を好みで入れて混ぜる
ぼくは大さじ3杯くらいのペペロンチーノオイルをかけます。
追いオイルとしても使えるのが、ペペロンチーノオイルを作っておくメリットですね!
↓使用している容器
↓より詳細な作り方
ペペロンチーノからのアレンジレシピ
そもそもペペロンチーノだけでも美味しいのですが、せっかくなので完成したペペロンチーノにアレンジを加える方向も楽しんでいます。レンチンパスタとして、徐々に増やしていこうと思っています!
▼瓶調味料のにんにく背脂とキャベツをマシマシ「二郎系ペペロンチーノ」
▼納豆に追いオリーブオイルたっぷりが美味しい「納豆ペペロンチーノ」
▼この組み合わせ“あり”だったんだ「岩下の新生姜ペペロンチーノ」が美味い
▼笑っちゃうくらい爽やかに辛旨「三宅島産の島唐辛子ペペロンチーノ」
↓そもそものきっかけになった記事
▼もっと早く試せば良かった!レンチンするだけでパスタが食べられる100円ショップのパスタ調理器が簡単で良い
↓少し手間はかかるけど驚くようなモチモチのパスタが仕上がるレンチン調理器もあります。
▼ゆで汁を循環させてもちもちにゆであげるという電子レンジ調理器「絶品レンジでパスタ」本当にもちもちに仕上がってしまって美味い!