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電子レンジでパスタが美味しくゆでられることにハマっているとツイートしたら「より美味しい」と教えて貰った電子レンジ調理器「絶品レンジでパスタ」を試してみたのでレポートします!
先に書いておこう、本当にもちもちになってしまった! 鍋でゆでるとか、ダイソーのレンチン調理器とは違う世界線のパスタが仕上がる感じです。もちもち、もちもち。
「絶品レンジでパスタ」はゆで汁が循環する
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これが「絶品レンジでパスタ」のパッケージです。ゆで汁を循環させる煙突がある分だけ、思っていたよりも大きいパッケージでした。
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この「絶品レンジでパスタ」でパスタをレンチンする最大のメリットは、鍋ゆでより美味しいとされる「もっちりパスタ」ができるというところ。
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どうしてそんなにもっちりしたパスタに仕上がるかというと、煙突と呼んでいたヴォルケーノ構造により、デンプンを含んだゆで汁が循環しまくることにより、パスタをもちもちにコーティングしてくれるのだそう。
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ゆで汁に流れ出たデンプンが循環してパスタに戻り、その表面をもちもちにコーティングするという仕組みだそうです。
最初に入れる水(実際は熱湯)をギリギリまで少なくすることで、レンチン後にはほぼ水分はなくなっています。つまり、湯切りするような作業がないので、パスタのデンプンはそのままパスタへ戻ります。これがもちもちの秘密。
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レンチンするだけで簡単な調理器ではあるので、入れるのは水ではなく熱湯です。パスタの量に応じて熱湯を用意する必要があります。例えば5分のパスタ1人前なら240mlです。
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ここが最大の課題ですね。そもそも湯沸かしするのが面倒だから、レンジでチンするパスタ調理器を使っているのです。ここで熱湯を用意するなんてもってのほか‥‥のはずが、湯沸かし面倒族の家にはだいたいティファールの高速湯沸かしケトルがあるのではないでしょうか。
もちろんティファールでなくて良いのですが、この手のケトルがあると高速でお湯が作れるのでオススメです。使い始めた頃は「なんて速いんだ!」と感動したものです。
240mlなんて誤差くらいの勢いで沸騰しますから「絶品レンジでパスタ」を使うのもそこまで面倒ではないかな、と思いました。
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これが「絶品レンジでパスタ」の本体です。上部にヴォルケーノ構造を実現する煙突があります。穴が多数あり、ここから湯が下に落ち、パスタをもちもちにコーティングしていきます。
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ダイソーのパスタ調理器はレンチン時は蓋を外すのですが、こちらは蓋が必需品です。
それでは、実際に「絶品レンジでパスタ」でパスタをレンチンしてみます。
「絶品レンジでパスタ」レンチン1回目
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実は初挑戦時に失敗してパスタがダマになってしまいました。
Twitterで「麺が固まってダマになりませんか?」というリプライをもらうことがたまにあるのですが、これまでは経験したことありませんでした。電子レンジとの相性などもあるのかもしれませんが。
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なぜ初挑戦でダマになったかというと、熱湯とパスタの入れる順番を間違えてしまったのですね。
正しい順番は、熱湯240ml(水位線がある)からのパスタ、なのですが、パスタを入れてから240mlの水位線まで熱湯を入れてしまったのです。これだと湯量が圧倒的に足りないのです。
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レンチン後に取り出した「絶品レンジでパスタ」の蓋には、乾燥したと思われるデンプンが残っていました。熱湯循環のあとですね。
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表面上はちゃんとゆで上がっているかのように見えるパスタでしたが、下の方に束で固まってしまっている箇所がありました。
この後、可食部をスタッフが美味しく頂きました。
「絶品レンジでパスタ」レンチン2回目
1回目の反省から、2回目はしっかりと最初に熱湯を240ml入れ、そのあとにパスタを投入しました。すると、水位は400mlくらいのところまで上がりました。
煙突でヴォルケーノしている動画です。
ヴォルケーノ構造
容器の構造により熱湯が噴火するように巡回してパスタをコーティングしていくらしいです。 pic.twitter.com/L4roN7ZM5k
— コグレ|旅ストラップ&かわリュmini発売⊕ (@kogure) August 18, 2021
曇ってて見えにくいですが、ボゴーボゴーと水が吹き出しているのが分かると思います。
なお、レンチンする時間は実際のパスタのゆで時間の分だけチンします。鍋の熱湯にパスタを入れてゆでるのと同じ感覚ですね。
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今回はの蓋はデンプンがカラカラというわけではありませんでした。
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ほぼ水分もなくなり、しっとりとゆで上がったパスタです。
あとはパスタソースをかけたり、オリーブオイルとニンニクでペペロンチーノにしたり、食べ方は自由です。ぼくは食べ慣れているので、オリーブオイル+にんにく+ブラックペッパーのシンプルなパスタにしてみました。
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なんというか‥‥つやつやしているんですよ。オリーブオイルを使っているのでオイリーですよ、もちろん。
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でも、いつものペペロンチーノとは違うつやつや感があります。なにか薄くコーティングされているなっていうのを感じるんです。
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食べてみると‥‥うはっ! 本当にもちもちしてる!
これは「もちもち」以外の言葉が見つからないくらいにもちもち!
確かにこんなもちもちのパスタって食べたことない気がします。パスタは硬めの方が好きなのですが、それとは違う種類のパスタとして、このもちもちの食感はクセになります。もちんもちんで美味い‥‥。
ちなみにヤオコーというスーパーマーケットのプライベートブランドの1.4mmのパスタわ使っているので、特別、何か美味しい麺を料理しているというわけでもないのです。
それを考えると「絶品レンジでパスタ」のもちもちコーティングは凄いなぁ。繰り返しになりますけど、硬めが好きなのに、またもちもちのパスタが食べたくなってきてます。レンチンで簡単にできるから、また作ろうっと!
「絶品レンジでパスタ」感想
「絶品レンジでパスタ」でもちもちのパスタは「絶品」という商品名も過言ではないと思いました。本当に美味しいです。
熱湯を用意する必要があるというのは、手軽にレンチンパスタを作りたい人にはデメリットに感じるかもしれません。
ただ、ぼくも最初は熱湯が面倒だと感じましたが、ティファールがあることもあって、この美味しさなら熱湯くらい準備するな、と思っています。
ダイソーのパスタ調理器と違い、2人前が作れるというのはメリットでしょう。あちらは150g(1.5人前)までなので。
注意としては、湯量はシビアに計ったほうが良さそうです。少なくてもダマになりそうですし、多少は多くても良いかなと思うのですが、湯切り穴がありません。
結論としては、ダイソーのパスタ調理器で硬めに作ってペペロンチーノも美味しいですが「絶品レンジでパスタ」のもちもちパスタも美味い! どっちの作り方もオススメです!!
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