
愛用している3Dプリンター「Bambu Lab A1 mini」のスマホアプリで何か良いものはないかと探していたところ、積み重ねできる折りたたみ式ケースがありました。
この手のものは100円ショップで買えばいいじゃないかという意見があるのは重々承知の上で、でも印刷してみたいという衝動を抑えることはできません。
なので試しに印刷してみることに。今回は印刷が3回に分かれており、トータルの印刷時間は約3時間。お試し印刷は3Dプリンターの得意な分野です。
約36,000円で、家に“工場”があるような感覚に浸れます。
DIY好きの人は、無料3Dモデルをダウンロードできる専用サイト「MakerWorld」で「daiso」とか「ikea」とか検索すると楽しいです。アプリも日本語化され、使いやすくなっています。
3Dプリンターで積み重ねできる折りたたみ式ケースを印刷
今回はアプリで見かけた、積み重ねできる折りたたみ式ケースを印刷してみました。スタッキングできる折りたたみケースですね。

その1のパーツ。

その2のパーツ。

その3のパーツ。
それぞれ1時間くらいずつ印刷しますが、アプリからデータ送信するだけなので、特に大変さはありません。

全てのパーツを並べるとこんな感じになります。

サクッと組み立ててみます。

パーツもぴっちりハマってよく出来ているなぁ、と思います。

パタンパタンと折りたたみ。

キレイに折りたたみもできます。

まさに100円ショップで売っているようなケースですね。
自分で印刷すればフィラメントを変更して色を変えることができますし、近所に100円ショップがなかったり、はたまた生産中止になることもないのは安心です。
ちなみに使用するフィラメントは109gとのことで、1kg 2,635円で購入したものなので、1個あたり287円でした。時間のあるときに、ちょこちょこと印刷して増やしていこうと思います。
今回のように、既にあるデータを印刷するだけなら簡単ですし無料です。スマホアプリで検索して、ピピッとデータ送信しておくだけです。
100円ショップで買うのではなく、自分で印刷してみたいと思った人は3Dプリンター向きです。
ということで、DIY好きの人はもちろん、そうでなくてもガジェット好きの人は、かなり3Dプリンターは楽しめるのではないかと思います!
▼【毎日3Dプリンター】パッチンするケーブルオーガナイザーを印刷した
▼【毎日3Dプリンター】100円玉が多めに入るコインケースを印刷した
再掲:新しい3Dプリンターに驚いた話
4年ぶりに3Dプリンターを新調したのですが、あまりの進化っぷりに驚いています。まず、既に組み立てた状態で届くので、ほぼ箱から出して使えます(多少のネジ止めなどは必要)。

何より驚いたのは、レベリングなど自動で調整してくれることです。以前はこの作業が苦手でした。3Dプリンターが自分で調整してくれるので、こんなに簡単なことはありません。
印刷スピードも激速になっている上、印刷クオリティも向上。プリントアウトしたものを見せると「これが3Dプリンターの印刷なんですか!?」と驚かれることもしばしばです。

3Dプリンターというと自分でモデリングしないといけないと思うかもしれませんが、どこかの誰かが作成したモデルがネットで公開されています。
そのデータをダウンロードし、印刷するだけでも十分に使えます。「Bambu Lab A1 mini」は専用アプリのギャラリーから印刷したいものを選ぶだけで簡単。
このクオリティの3Dプリンターが約3万円で購入できるのは脅威です。3Dプリンターに興味のあった人は、入門するチャンスですよ!
自分が「Bambu Lab A1 mini」を使う上で参考にしたウェブサイトもまとめておきます。
▼【開封レビュー】最もおすすめの家庭用3Dプリンター「Bambu Lab A1 mini」の初期設定 | グレぴよ工房
▼3Dプリンタ Bambu Lab A1 miniの使い方・Tips
▼Bambu Lab A1 mini 導入戸惑いポイント|yagi
▼Bambu Studioの基本操作・使い方・機能・ダウンロード・インストール・設定を徹底解説!│3Dプリンター IT CUBE
3Dプリンターのある生活、とても楽しいですよ!