Ankerが、プリント速度と精度を追求した家庭用3Dプリンター「AnkerMake M5」を2023年3月7日に発売しました。
「Anker」のサブブランド「AnkerMake」として、アメリンのクラウドファンディングKickstarterで3Dプリンターとして史上最高額を達成した家庭用3Dプリンターだそうです。
3Dプリンター「AnkerMake M5」発売
「AnkerMake」はクリエイターのためのハードウェアに特化した「Anker」のサブブランドで、今後にどんな製品が登場するのか楽しみです。
そんな「AnkerMake」の第1弾製品が、一般的な家庭用3Dプリンターに比べスピードが速く、高精度が特徴の「AnkerMake M5」です。
強力なモーターとダブルベルトを組み合わせることによるPowerBoostテクノロジーでプリントにかかる時間を約75%も短縮。最大加速時は一般的な家庭用3Dプリンターの約5倍の速さとなる250mm/秒の高速プリントが可能とのこと。
高精度を可能にする構造のウルトラダイレクトエクストルーダーに加え、製品本体のフレームにアルミニウム合金構造を採用することで、高速プリント時でも安定感を保ちながら、0.1mm単位の精度が高いプリントが可能となっているそうです。
いずれにせよ、速くて精度が高いというのは、3Dプリンターとしてはちょっと使ってみたいですね。
高度なアルゴリズムにより49ポイントから自動でレベリングができるため、ノズルとヒートベッドの高さを手動で合わせる必要がなく、ワンタッチで水平調整できるというのも素晴らしい機能です。
1080pの高精細なAIカメラも搭載し、制作時の様子をタイムラプス映像として撮影・記録の設定ができる他、プリントのズレやエラーを検知すると専用アプリにて通知、停止の操作ができるそうです。
箱を開けてから約15~20分で完了する簡単な組み立て構造の採用や本体に搭載したタッチパネルで簡単に直接操作ができ、プリンターやパラメーターの設定が可能です。
Wi-FiまたはUSB-Cメモリを使用してデータ転送することができ、アプリやソフトウェアから簡単にプリントファイルが選択できます。
ぼくも3Dプリンターを使っていますが、最新版だけあって「ここがこうだったらいいな」という機能が満載です。
価格は99,900円と高めですが、初心者がお金でいろいろ解決するには素晴らしい製品だと思います。
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(プレスリリース)