【3Dプリンターはじめました】ヒートベッドのシート(プラットフォームシート)を交換してみた

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夏には好調でしたが、秋から冬になるにつれて、3Dプリンターの印刷がうまくいかなくなってきました。

うーむ、なぜだろう。考え得る要因はいくつかあるので、一つ一つ潰していくことにしました。まず最初にお金で解決しようとしたのが、ヒートベッドのシート(プラットフォームシート)の交換です。

印刷に失敗するようになった

【3Dプリンターはじめました】印刷前の予熱が大事だったことに気づいた話という記事を書き、一旦は解決したように見えたのですが、再び印刷に失敗するようになりました。

どんな風に印刷がうまくいかなくなったかというと、こんな感じです。

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底面が反るんですね。3Dプリンターの印刷中はヒートベッドと呼ばれる台も加熱しています。ベッドの上にはシート(プラットフォームシート)が敷かれています。

熱々の台の上に、PLAを溶かして造形していきます。その際に、ヒートベッド上のシートに接地している底面が少しずつ剥がれて反る‥‥ので、シートに不備があるのではないか、と考えました。

よく見ると、印刷前のテスト印刷の段階で、ピーッとPLAが敷かれないところもあります。触ってみると、凸凹してしまっているではありませんか!

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裏返してみると凸凹。なぜそうなっているのか、心当たりがあります。

印刷物をシートから剥がす際に、こんな感じで折ってしまっていたのですね。

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これでシートに傷が入っていたと‥‥完全に自業自得です。

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シート(プラットフォームシート)も消耗品なんだと考え、新しいものに交換することにしました。

「cheero3D」はEnderのOEM製品なので、Ender用を購入してみました。

でも、本当はエクストルーダーのアジャスト用のマークが入っているcheero3D用が欲しいところ。

追記:cheero3D用も購入できると教えてもらいました! 次回はこちらにします!

印刷は変わったか?

新しいシートをオン!

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結論からいうと、シートの凸凹は直接的な原因ではありませんでした。でも、凸凹は少なからず印刷に影響しますから、交換して良かったと思います。

それでは原因はなんだったのか? ヒントは夏から秋・冬にかけて、というところにありました。また改めて記事にしたいと思います。