新潟県発祥の「三宝亭」というラーメン店がさいたま市内にもある‥‥というのは、秘密のケンミンショーで話題になってから知りました。
さすがテレビの力。放送後はしばらく激混みだったそうで、ようやくフィーバーが終わったあたりを見計らって夕食を食べに行ってきました。
へええ、そんな有名なラーメン店がさいたま市内にあったのねぇ、なんて向かったら、目の前は何度も通ったことがある場所で「そういえばファミレスぽい町中華風のラーメン店があったな‥‥」と記憶していたのが、ずばり「三宝亭」でした。
でも、こんな機会でもなければ立ち寄らなかった気がします。行ってよかった「三宝亭」です。
「三宝亭」の外観と内装
これがクルマで通り掛かると印象深かった「三宝亭」の看板です。
場所は新幹線の高架下。旧与野、中央区役所あたりですね。通りに向けた看板には「中華麺食房」「こだわり」「ごちそう」と書かれています。
調べてみると「三宝亭」は、新潟県のレストハウスを発祥とする中華料理チェーンなのですね。レストランもあり「三宝亭」はFCを含む一大ラーメンチェーン店となっているのです。三宝グループの沿革によれば、創業は1967年ということで、実に50年以上の歴史を誇ります。
埼玉県で唯一の「三宝亭 与野本町店」は、36号店のFCとして2014年にオープンしていたことも分かりました。そこそこ歴史もあるんだ、さいたま市の「三宝亭」も!
カウンター席からテーブル席まで、ファミレス風でなかなか席数も多いのですが、これが連日満席になっていたというのですから、テレビ効果も恐るべし、ですね。少なくとも19時過ぎは待たずに座ることができました。
卓上の調味料。醤油に酢、ラー油、胡椒、そしてふりかけがあります。ふりかけがあるのは、なんとも昔ながらというか、ほっこりした気分になりますね。
「ふれあいと味わいの店 ご馳走なら三宝グループ」と書かれた割箸の袋。ここからも分かるのですが、昭和の良い時代の町中華が、今に生きているという感じですね。デパートの最上階の食堂の雰囲気というか。とても懐かしい気持ちになるんですよ。
「三宝亭」のメニュー
「三宝亭」のコンセプトは、ラーメンをご馳走にするということのようで、そのために麺もコシが伸びにくい「無双麺」という自家製麺を使っているそうです。
メニューの表紙を飾るのが「五目うま煮めん(880円)」です。「三宝亭」といえば、この「五目うま煮めん」のようです。海老、豚肉、イカ、白菜、たけのこ、うずらの玉子など様々な具材が、絶品のあんかけとなっています。
こだわりの餃子。ビールやハイボールもあって、一杯やりながら食べるのが良さそうですが、うちからだとクルマでないと行きにくいのですよねぇ。
担々麺も気になっていたのですが、残念ながら販売休止です。これはテレビ効果なのでしょうか。いつか復活することはあるのでしょうか。
煮干し中華に鶏白湯。チャーシューや味玉も美味しそうです。半炒飯や餃子とライスのセット、唐揚げとライスのセットなども頼めます。
味噌ラーメンに背脂ラーメン。背脂ラーメンも気になっていたのですが、残念ながらこちらも販売休止です。背脂たっぷりのラーメンも食べてみたい! これはいつか復活することはあるのでしょうか?
「ご要望にお応えして大復活」したらしい「豚力丼」も、残念ながら販売休止。テレビ効果で出すぎてしまったのでは‥‥と思える販売休止のメニューたち。いつか復活して欲しい。
テレビの後、しばらくランチタイムは駐車場にクルマが入れないほどの人気になっていたらしいのですが(駐車台数は21台)、少しお得だという理由もあるのかもしれませんね。
餃子も美味しそうだったのですが、この日は鶏白湯塩ラーメンに半炒飯を注文したので、さすがにそんなに食べられないかと断念。人数多めで行くといろいろ食べられて良さそうだと思いました。
さらに、ちょっと特別ぽいメニューとして「酸辣湯麺」と「全とろ麻婆麺」もありました。辛さも追加できるし、ライスを頼んで麻婆丼も作れるらしい! 次回はこれにしてみようかな。
「無双麺」は太めのコシのある麺だったので、きっとつけ麺にしても美味しいでしょうねぇ。
「三宝亭」ラーメンを食べた感想
今回、注文したのは「鶏白湯塩ラーメン(825円)」と「半炒飯(418円)」です!
チャーシュー、ほうれん草、メンマがトッピングされています。少し時間が経てば油膜が固まりそうな濃厚なスープ。スープを飲んでみると、これがまた滋味深い感じで美味しい‥‥。
クリーミーでまろやか、鶏の旨味がたっぷりで、飲めば飲むほど身体に良さそうな気がしてしまう味なんですよ。
そんなスープが絡む自家製麺も美味い!
チャーシューも、箸でリフトアップが困難なほどとろとろで、これまた美味しいです。チャーシュー麺も食べたくなるくらいでした。メンマも太く、食べごたえあります。
半炒飯と言いつつ、なかなかの盛りです。ラーメンと一緒に食べるなら、半炒飯をさらに2人で分けても良いくらいのボリュームだと思いました。
このチャーハンも美味しいのです! 油多めの味が町中華という感じ。創業が「三宝飯店」というまさに町中華だったようなので、その味を受け継いでいるのでしょうね。
懐かしいチャーハン、とっても美味しい中華料理のチャーハンを食べながら、ズズッと鶏白湯スープを飲むのも最高です。
店舗も大きく、席も広めで、子ども用メニューもあるし、まさにファミリーレストラン感覚で家族でも安心して行ける町中華風のラーメン店だと思いました。
ごちそうさま!!!!!
「三宝亭」住所と地図
三宝亭与野本町店【公式】のTwitterアカウントがありました。
住所:埼玉県さいたま市中央区下落合4-9-16
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