ワークマンから発売されたテント「BASICドームテント」とコット「BASICアルミローコット」を購入しました。特にコットは大人気で、再入荷を待ってようやく買えました。
いつもの「スカイパーク毛呂山キャンプ場」で、ワークマンのテントとコットを試してきたので、レポートしたいと思います。暑さもひと段落したと思われる、2022年8月下旬のキャンプで試しました。
ワークマンのドームテント
ワークマンのテントは何種類かあり、その中から購入したのが、ソロキャンプ用の「BASICドームテント」です。グリーン、レッド、ネイビーなど全7色から選んだのはキャメルです。価格は4,900円です。
この写真でいうと茶色いのがコットで、黄色いのがテントです。キャンプ初心者にも使いやすいソロキャンプ用のテントだと思います。
袋から取り出したところです。テント本体、ポール、フライシート、ペグなどが入っています。既に「BASICドームテント」は何度か使用しています。
キャンプギアというのはできるだけ小さく収納するため、けっこうギチギチに袋に入れるものが多いです。ただ、個人的にはそれが苦手です。
片付けが億劫になるとキャンプが嫌になってしまうと思っているのですが、その点、ワークマンのテントは収納袋に余裕があります。なんならマチまであるくらいです。
ガチガチ、ギチギチに収納しなくとも良いのは、個人的にはけっこう気楽に使えて良いポイントとなっています。
ワークマン・ドームテントの外側
テント本体に継いだポールを通して立ち上げたところです。ポールは2本をクロスして通します。
慣れればそんなに設営に時間も取られることはないでしょう。どうしてもテントが苦手という人は、ポップアップテントを使うのも手です。
反対側の上部にはメッシュがあります。暑い時はフライシートを外しても良いと思いました。防犯上の心配がある人は気をつけてください。
上からフライシートをかけたところです。
フライシートの上部には、換気用の通気口があります。スタンドを立てるようにして立ち上げます。これは中からは立てられないので、事前に外にいる時に立てておく必要があります。
フライシートの入り口部分を開けたところです。上半分がメッシュになった扉があります。
ポールが付属しており、屋根のように立てることも可能です。特に雨が降っている時は、出入りが便利になるでしょう。
メッシュ付きの扉を開けたところです。全開放状態です。
ワークマン・ドームテントの内側
頭上に物を置けるスペースがあります。ここに光源を置けば、テント内を明るく照らすことができます。すぐに手が届いて欲しいメガネなどを置いても良いかもしれません。
ワークマンのコット
これまでずっと自動で膨らむエアマットを使っていたので、コットは初体験です。エアマットとどちらが寝心地が良いか確かめてみたいと思い、ワークマンの「BASICアルミローコット」を購入してみました。価格は5,800円です。
コットは意外にパーツが多いです。そして組み立てにはかなり力が要ることも分かりました。足をはめる際に、体重をかけないとパーツがはまらないので、組み立てには難儀しました。
知り合いに教えてもらいながら組み立てしました。自分一人だったら組み立てを諦めていたかもしれません。というくらいに硬かったのです。
組み立てのコツは、この横に寝かせた状態で体重をかけることです。この方法を教えてもらって、なんとかコットの組み立てが完了しました。
ワークマンのテントにワークマンのコットを入れてみる
ワークマンの「BASICドームテント」にワークマンの「BASICアルミローコット」を入れてみました。
ワークマン製品同士なのでジャストフィット‥‥かと思いきや、実はかなり無理矢理入れました。組み立ててから「アッ!」と思ったんですけどね。でも中で組み立てるというのも難しかったと思います。
縦方向に出入りする「ミシックドームテント」ならすんなりと入るのではないかと思います。横方向の「BASICドームテント」は、ワークマンのコットの出し入れはなかなか厳しいです。繰り返したらテントが破れるかもしれません。
ただ、中に入れてしまえばジャストフィットなんですよね。
身長175cmくらいの男性もジャストフィットします。
頭の方。
足の方。
実際にワークマンのコットで1泊した感想としては、けっこう寝やすく感じました。なんならエアマットより寝心地も良かったように思います。一本、脚が折れてしまっていたんですけどね‥‥えっ!?
そうなんですよ〜。前日に試しに寝てみて、起き上がろうとして足をついたらボキッと折れてしまったのですよ〜。
1人用でテント内は狭いので、うっかりコットの上に足をついてしまったのですね。というか、立ったくらいで脚が折れるとも思ってなかったというのが正直なところ。
でも、結果的に中央付近の脚が一本折れた状態で寝たのですが、そんなに気になりませんでした。1本くらいはなんとかなるのかな。
脚だけ注文できないかと思い「BASICアルミローコット」のウェブサイトを見たら、既に販売終了。
レビューには、1回で破れたとか伸びたとか、3泊目で脚が折れたとか、ドームテントに入らないとか、良い評価も多い反面、ぼくも体験したようなこともちゃんと書かれていて「自分だけじゃなかったんだな」と妙な安心感を得てしまいました。
ワークマンのドームテント・コットの感想
とりあえずテント内に入れるのが大変なので、ワークマンのドームテントを使うときはエアマットにしようと思います。ただ寝心地は決して悪くはなかったので、ポップアップテントを使うときはコットも持っていこうと思います。
コットは折れてしまいましたが、テントはなかなか良かったです。ただ、真夏ということもあったんですけど、フライシートを外してもメッシュのところを空気が流れにくいように感じたんですね。明け方は涼しくなったけど、テントの中は暑いままでした。
これに関しては、USBで動作するような、弱々しいながらも扇風機のようなものがあればもっと違っただろうな‥‥と次の向けての良い経験になりました。
ドームテントが4,900円というのは、コストパフォーマンスも抜群に良いと思います。ソロキャンプ入門用のテントとしてもオススメではないでしょうか。