Apple創業者であるSteve Jobs(スティーブ・ジョブズ)が、2011年10月5日に亡くなりました。Appleのサイトで伝えられています。
Apple has lost a visionary and creative genius, and the world has an amazing human being.
ここ数年はがんで闘病していたのですが‥‥本当に言葉もありません。56歳でした。
ネタフルでは次のような記事を書いていました。
▼スティーブ・ジョブズ、ガンの摘出手術
▼スティーブ・ジョブズの体調が心配だ
▼スティーブ・ジョブズ、激やせの原因はウイルス感染
▼Steve Jobs、健康不安説を打ち消す
▼スティーブ・ジョブズ、やはり体調が悪かった
▼スティーブ・ジョブズ、6月末まで療養休暇と発表
▼スティーブ・ジョブズ、6月にも復帰か?
▼スティーブ・ジョブズ、肝臓移植手術を受けていたと報じられる
▼スティーブ・ジョブズの肝臓移植を病院が認める
▼スティーブ・ジョブズ、仕事に復帰
▼スティーブ・ジョブズ、再び病気療養へ
▼スティーブ・ジョブズ、2009年にスイスでガン治療していた
▼スティーブ・ジョブズ、AppleのCEOを辞任
最初にがん摘出手術が報じられたのは2004年の8月でした。その後、療養、肝臓移植、さらなる病気療養が伝えられました。
そして、スティーブ・ジョブズがCEOを辞任し会長に就任したのは、2011年8月25日のことでした。かなり体調もギリギリだったのかもしれません。
小学生の時にAppleのことを本で読み興味を持ち、高校生の時にSE/30を手にし、その後はずっと生活の中心にAppleがありました。コンピュータの会社なのに、いろいろなことに一喜一憂しました。
Appleによって‥‥いや、スティーブ・ジョブズによって人生を変えられた一人と言えますし、最も人生に影響を与えてくれた人でもあります。
じわじわと悲しみが押し寄せてきます。
「Stay Hungry, Stay Foolish」は忘れません。
本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。
追記:
現CEOのティム・クックが従業員にあてたメールが公開されています。
No words can adequately express our sadness at Steve’s death or our gratitude for the opportunity to work with him. We will honor his memory by dedicating ourselves to continuing the work he loved so much.
言葉では言い表せない、と。
ビル・ゲイツは「(ジョブズ氏と一緒に働くことができて)非常に光栄だった」とコメント。
Jobs, Apple Co-Founder and Visionary, Is Deadによると「Steve died peacefully today surrounded by his family」ということで、家族に見守られながら亡くなったということです。
Boing Boingはサイトデザインを古いSystem風に変更して追悼しています。
日本語の追悼ページも公開されました。
LIFEで若い頃からの写真を見ることができます。
■関連記事
米アップルは5日夕、スティーブ・ジョブズ会長が同日に死去したと発表した。同氏は病気療養に注力するため、最高経営責任者(CEO)職を8月に退いていた。
米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ会長が5日、死去した。56歳だった。1976年、個人向けのコンピューターを手掛けるアップルコンピュータ(現アップル)を友人らと創業。携帯プレーヤー「iPod」や高機能携帯電話「iPhone」などをヒットさせ、同社を世界有数のIT(情報技術)企業に育てた。
▼Twitter / @kidayasuo: ミーティングの最中に知らせが飛び込んできた。数分間誰 …
ミーティングの最中に知らせが飛び込んできた。数分間誰も口をきかなかった。ビルの前のアップルの旗は半旗になっている。