「ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。」という刺激的なタイトルの書籍を、プレゼントで頂きました。ありがとうございました。
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「ロックする思索者」によるメッセージ集だそうです。
刺激的なタイトルなんですけど、内容に関係あるのではなく、あくまでもこれもメッセージの一つです。
こうしたメッセージが108篇、収められています。
「ロックする思索者」によるものだけあって、確かにロックなメッセージがつまっています。
実は「きつかわゆきお」とは「橘川幸夫」であり、渋谷陽一らと「ロッキングオン」を創刊した人でもあります。そりゃ、ロックな訳だ。
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個人的に気になったものをいくつか。
プレゼントが嬉しいのは、会っていない時に自分を意識してくれたことが嬉しいのだ。
思想のないヒットは、どんなに売れても時代の被害者だ。
友だちの死は悲しいが、肉親の死は重たい。
ロックの歌詞にも出てきそうで、ときにちょっと恥ずかしいくらいなので、非常に評価が分かれるんじゃないかと思います。
こういうのってなんとなく、好きなアーティストだったり詩人のものだったりしないと受け入れにくい側面もあるような気がするのですが、この本はそうでもなかった。
ぼくは、なんとなく元気がないときにページを繰ると、少しの気づきだったり、少しの元気がもらえそうな気がしました。
とりあえずトイレに置いておこう。
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