青ヶ島の宿でお土産に貰った伝統の魚の塩辛「しうで」で酒と白米が進み過ぎる #青ヶ島旅行

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青ヶ島を旅した時に、宿泊した「ビジネス宿 中里」のおかあさんが、お土産に持たせてくれた島の伝統の塩辛「しうで」を、ちょびちょび食べています。地熱釜のお弁当に入っていて美味さに感動して、それを伝えたらひと瓶持たせてくれたのです。それをチョビチョビと、酒を飲みながら、白米にのせながら、大事に大事に食べているところです。塩っ辛くて、ピリ辛で、細かく切った魚がたまんないのです!

青ヶ島の塩辛「しうで」とは?

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おかあさんは「塩辛」と呼んでいたのですが、詳しく聞くと、実際には島では「しうで」と呼ばれており、島外の人には伝わりにくいので「しうで」と呼んでいるとのことでした。

ネットにもあまり情報がないのですが、八丈島のガイド(PDF)に詳しく説明されていました。曰く、カツオのハラワタなどをカットし、塩をまぶしてなじませ、しうで用の瓶につめ重しをのせて3年ほど保存すると、発酵が進んでうまみ成分が生成され、美味になるそうです。

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このまま食べてもいいし、ワケギやノビル、生姜を刻み入れ、柑橘系の果汁を絞り入れ、塩茹でしたさつまいもにつけて食べるのが、慶弔時に欠かせない一品となるそうです。まさに、地熱釜で食べたのがこれですね。生姜が入ってましたから!

と、そんな貴重な「しうで」ですが、もっぱら白米で頂いています。

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ほんの少量でご飯をペロリ。

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いつかこれがなくなってしまうかと思うと‥‥ぐぬぬ。また青ヶ島に買いにいくか!?

海が荒れて品物が届かない時は、醤油の代わりにも使ったとおかあさんは言ってました。つまり魚醤でしょうか。

青ヶ島や八丈島を旅する機会のある人は、ぜひ「しうで」を食べてみてくださいね!

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