青ヶ島へ行く方法はヘリコプターと船の2種類です。船の場合は、この「青ヶ島港(三宝港)」に到着します。生活物資の多くも、船で運ばれてくるそうで、青ヶ島の人たちにも重要な場所です。集落からはトンネルを抜け、カルデラの中の池の沢地区を抜け、さらにトンネルを抜けて行きます。
この日は風が強く、海はかなり荒れていました。自然の力は凄いな、ここでは人間は無力だな、なんてこと考えながら、冷たい風に吹かれました。
写真を撮影していたのは、数メートル上で、とてもじゃないですが同じ高さまで降りようという気にはなりませんでした。雨は降ってませんでしたが、テレビで見る台風中継のアレですね。
さて、左に目をやるとこんなものが。
クレーン?
何かを吊るすものがぶら下がっています。
これ、船を吊るす装置なんです。というのも、青ヶ島には船を係留する場所がないため、こうして船を吊るして陸に上げておくのだそう。実際に船が移動しているとこを見たら、驚きの光景なんでしょうねぇ。
そして、後ろに目をやると。
コンクリートの城壁!!
まるで要塞のようですが、山が崩れて港が埋まるのを防いでいるのですね。ニョロニョロとした形状、コンクリート打ちっ放し、なかなか壮観でした。
次の記事は東京最南端のサウナは青ヶ島にある「青ヶ島村ふれあいサウナ」です。
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「tokyo reporter 島旅&山旅」について
東京都の観光PR事業から招待頂き、東京都青ヶ島の取材をしています。