「スカッド」とは何か?サッカー用語

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最近、サッカーの記事を読んでいると「スカッド」という言葉を目にするようになりました。見慣れない‥‥完全に初めて目にするキーワードです。なんとなく「チーム‥‥?」くらいの意味ではないかと思ったのですが、気になったので調べてみました。

「スカッド」とは何か?

ということで「スカッド」で検索するといくつかの記事が出てきます。古いものだとこちらの2017年の記事です。

サッカーの記事で見かける「スカッド」の意味を調べてみた | [J論] – これを読めばJが見える Jリーグ系コラムサイト

この記事では「スカッド」の綴りが「squad」とした上で辞書で検索して「(軍隊の)分隊、(同じ仕事に従事する)隊、団、チーム」としています。

やはり「スカッド(squad)」は「チーム」という意味で捉えられていることが多そうです。

ただし、チームとスカッド、英語では微妙に意味が違うって知ってた?という記事がありました。こちらでは「スカッド(squad)」は微妙に「チーム」ではない、と。

使われる割に以外と混同されがちな『club』と『team』そして『squad』という同じような意味を表す三つの言葉の違いについて解説していきたいと思います。

クラブというのは、選手たちだけでなく監督やスタッフも含めて指しますよね。サッカークラブ。これは分かります。

しかし「チーム」と「スカッド」が違うというのは、どういうことでしょうか。

基本的には、『team』という単語は試合に出場する11人あるいは、交代選手までも含めた14人を指すことが多いです。

これに対して「スカッド」となると、次のような意味だそうです。

単に『Squad』と言えば、出場機会がほとんどない選手なども含めて、チームに登録されている全選手を指します。

なるほど‥‥これは「同じ仕事に従事する隊」という意味ですね。

最初に「スカッド」を聞いた時に試合出場する選手+登録選手くらいの意味合いで捉えていたのてずが、それはどうやら「チーム」である、と。

さらに調べると2009年のヤフー知恵袋に、次のような回答がありました。

海外のクラブチームのHPでは所属選手一覧というところが「squad」と表記されたりしています。

登録選手全員が「スカッド」という使われ方をするようですね。

「スカッド」と「スカッド」の違い

「スカッド」という単語を聞いたときに、真っ先に思い浮かべたのは「スカッドミサイル」でした。ただ、調べてみると綴りが違います。

サッカー用語の「squad」に対して、ミサイルの方は「scud」です。「英語で”ちぎれ雲”、”風に流される雲”」という意味なのだそう。ミサイルのコードネームとしてつけられたそうです。

サッカー用語の「squad」も正しい発音としては「スカッド」ではなく「スクワッド」の表記が近いかもしれませんね。

ということで、クラブに所属している選手を「スカッド」で、試合に登録された選手を「チーム」‥‥といった覚え方をしておこうと思います。