久しぶりにカルディを巡回していたところ見つけたのが「イクラのいらないイクラ丼の素」と「卵のいらない卵かけご飯の素」です。
「イクラのいらないイクラ丼」とか「卵のいらない卵かけご飯」とか、いきなり主役不在じゃねーの‥‥ってことで、もう買わずにはおられません!
「イクラのいらないイクラ丼の素」と「卵のいらない卵かけご飯の素」はどんな味なのでしょうか!? 食べてみたレポートです!
主役のいない「○○の素」は美味しいのか?
「イクラのいらないイクラ丼の素」と「卵のいらない卵かけご飯の素」の実物はこんな感じです。本来主役であるはずの「○○のいらない」という文字を見て、脳が「!?」となりました。
落ち着け。落ち着くんだ。「○○(主役)のいらない」というのは、なかなかのパワーワードです。落ち着け。落ち着くんだ。
落ち着きがてら、今回のご飯を紹介します。ローソンで購入した「コシヒカリごはん 3個入」を食べています。
よく見ると、製造しているのはアイリスオーヤマなんですが、これがレンチンなのに本当に炊きたてご飯のようで美味しいんですよ!(食べた経験あり)
もう疲れてご飯を炊くのは面倒だという時は、このローソンの「コシヒカリごはん」を思い出してみてください。3個入で315円(税込)です。5個入なら525円です。
ということで、まずは「イクラのいらないイクラ丼の素」を食べてみるとします。
主役のいない「○○の素」はどんな味がするのでしょうか。美味しいの? まずいの!?
「イクラのいらないイクラ丼の素」食べた感想
パッケージにはしっかりとたっぷりのイクラ丼が写っていますが、もちろん中にイクラは入っていません。写真はイメージです。
食べ方は、温かいご飯1杯にかけるだけ。1袋あたり20gで、カロリーは18kcal、炭水化物は2.6gです。
原材料は醤油、魚介エキス、砂糖、卵黄加工品、みりん、昆布エキスなどが使われています。ここにはイクラらしさは感じられません。
2人前なので、中には袋が2つ入っています。ザ・シンプル。賞味期限は2022年10月です。けっこう日持ちはします。
ご飯をレンチンして「イクラのいらないイクラ丼の素」の封を切ります。何かのタレのようなビジュアルです。
これがイクラ丼の素とは、知らない人が見たら思わないでしょうし、ぼくもこれがイクラ丼になるとは思えません。
ご飯にかけると、意外に粘着質があるのか、沈んでいきません。上に乗っかった状態をキープします。
イクラのゴージャスなオレンジ色‥‥には、少し遠いかな? とろみのついた何かのタレという感じなのですが、食べてみます。
んほっ! 確かに‥‥これはイクラの醤油漬けの味がしますね!
言ってしまえば、イクラも卵だから、ある意味では卵かけご飯なんでしょうか。そう思うと、この液体状のものでご飯を食べるというのも納得です。
だがしかし、食べ続けていると「これは何を食べているんだっけ?」という不思議な気持ちになってきます。
イクラの醤油漬けのレシピを調べると、醤油、酒、みりんなどなので、醤油漬けのタレでご飯を食べている‥‥感覚に近いものがあるのかもしれません。
イクラらしさはなんなのかということになりますが、恐らく魚介エキスと卵黄加工食品で、イクラぽい味を演出しているのだと思います。
となると、卵黄に醤油、みりん、魚介エキスなどを入れると、もしかしてイクラ丼の味になるのか!?
などと、余計なことばかり考えながら「イクラのいらないイクラ丼の素」のかかったご飯を平らげることになってしまいました。
最初は「あ、イクラ丼だ」と思うのですけど、途中から「これは何を食べているんだ?」と脳がバグってしまうのが不思議なんですよ。2日続けて食べたんですけど、両日とも同じような気持ちになりました。
あと、あのプチプチッという食感も、イクラを構成する大事な要素なんでしょう‥‥というか、むしろコア。
でも、使い勝手の良さや日持ちのこと、さらには価格を考えると、この「イクラのいらないイクラ丼の素」も間違いなく面白いんです。
「卵のいらない卵かけご飯の素」美味しい?まずい?
続いては「卵のいらない卵かけご飯の素」を食べてみます。
カツオ風味の「卵のいらない卵かけご飯の素」です。「さらに美味しくなったよ!」と書かれているので、実は知らないだけで息の長い商品なのですかね?
ご飯やうどんなど、お好みの食材にかけてお召し上がり下さい、と書いてあります。イクラよりも用途の幅はありそうです。
1袋あたり20gで、カロリーは26kcal、炭水化物は4.9gです。
原材料は醤油、水あめ、卵黄加工品、かつおエキス、昆布エキスなどが使われています。
かなり「イクラのいらないイクラ丼の素」と似ているようにも思うのですが、大きな違いは魚介エキスです。
基本は卵黄の醤油漬け、そこに魚介エキスを入れるのかどうかで、鶏系か魚系かに味が分かれるのかもしれません(推測)。
中には袋が2つはいっています。黄色で卵ぽさを演出しています。賞味期限は2022年8月です。
ご飯をレンチンして「卵のいらない卵かけご飯の素」の封を切ります。イクラと同じように、何かのタレのようなビジュアルです。
ご飯にかけるとイクラのような粘着質はなく、スーッと染み込んでいきます。大地が水を吸い込むかのようです。
シュルルルル。
なるほど卵かけご飯の味がします。
卵黄と醤油だけでも卵かけご飯の味になると頭で理解できるので、これはどこまで食べても「何を食べているんだ!?」と脳がバグることはありませんでした。
近年、コンビニで卵かけご飯のおにぎりを販売していますが、アレですね、コレは。
近年と書きましたけど、調べてみたら初めて食べたのは10年以上前でした。
・セブンイレブン
当時の写真と見比べると、ファミリーマート版の方が「卵のいらない卵かけご飯の素」に近いかもしれません。
いずれも製造しているのは、福岡県の一番食品株式会社です。
主役不在の「ご飯の素」はどう?
ということで「イクラのいらないイクラ丼の素」と「卵のいらない卵かけご飯の素」を食べてみました。
主役不在と書いてはいますが、いずれもしっかりとご飯を美味しく食べる、御飯のお供になっていると思いました。何より発想が面白いです。
ただ、ちょっと自分には甘めなので、ずっと食べ続けていると飽きてしまうかな、と思いました。ちょっとしたおかずか箸休めがあると引き立ちそうです。
でも、日持ちもするのでお弁当にしのばせておくとか、卵の方はちょい足しアイテムにもなりますし、買い置きしておくと何かの折に役立ちそうなアイテムだと思いました! 価格も120円と安いです!
ごちそうさま!!!!