KALDIで韓国の「チャパゲティ」というインスタント麺を見つけて購入してみました。韓国風のジャージャー麺というPOPがついていましたが、それよりも味の想像ができないパッケージ写真にそそられました。
Twitterで教えて貰ったところによると、インスタント麺の「チャパゲティ」と「ノグリ」を混ぜて作る「チャパグリ」という食べ方が、韓国映画「パラサイト」に登場して話題になったのだとか。
さすがにミックスして2人前のインスタント麺を食べきるのは大変そうだと思っていたところ、ドラッグストアのウエルシアでカップ麺の「チャパグリ」を発見! 混ざった状態で売っていてラッキー。
ということで「チャパゲティ」から「チャパグリ」と、立て続けに食べてみたので、今回はその食レポをお届けします!
「チャパゲティ」食べた感想
Netflixで年末から「イカゲーム」「静かなる海」「地獄が呼んでいる」と立て続けに韓国ドラマを観ていて、そういうこともあって韓国の食べ物に興味を持ちました。
まずはKALDIで見つけた「チャパゲティ」から食べてみます。韓国風のジャージャー麺とのことです。
「チャパゲティ」の「ゲティ」は、これはどうやらスパゲッティからきているようで、調べてみるとチャジャンミョン+スパゲッティ=チャパゲティのようです。
「チャジャンミョン」というのは、漢字表記だと「炸醬麵」で、まさにジャージャー麺のこと。なお「チャパゲティ」というのは、インスタント麺の商品名です。
なぜスパゲッティ? と思ったのですが、オリーブオイルで味付けをするところに由来しているのかもしれません。
裏面に作り方がありますが、これがユニークなんです。作り方が2通りあるのです。そんなインスタント麺、初めて見ました!
なお「チャパゲティ」のカロリーは612kcal、炭水化物は97.1gです。
2通りの作り方です。湯切りする方法と、そうでない方法があります。
湯切りする手順は、湯切りするだけでなく、60ccのお湯を取っておくとか手間がかかるので、湯切りしない方法で作ることにします。
が、わざわざ面倒な湯切りする方法があるというのは、その方が美味しいということなのでしょうか?
原材料です。パッケージに野菜のようなものが描かれているのですが、キャベツ、ポテト、玉ねぎ、にんじんですね。大豆蛋白というのは、謎肉ぽいもののことでしょうか。
中身を袋から取り出したところです。麺と調味料、かやく類が入っています。小袋は意外に多くて3つです。
麺はかなりの太麺です。日本のカップ麺だと、最近のものだとここまで太いものはあまり見かけないような気がします。
小袋はスープ、かやく、そしてオリーブオイルです。「チャパゲティ」という商品が気になったのは、このオリーブオイルを使うところだったことも思い出しました。
それでは作っていきます。
沸騰したお湯に麺とかやくを入れて煮ます。
4分茹でたところで火を止め、粉末スープとオリーブオイルを入れます。
さらに2分ほど混ぜながら炒めます。
完成です!
ジャージャー麺というよりは、ビジュアル的にはソース焼きそば‥‥ぽいですかね?
皿に盛り付けると、さらにソース焼きそば感が増します。キャベツが入っているのが分かりますが、ペヤングぽさがありますね。
それでは食べてみます!
甘い‥‥けっこう甘めの味付けです。ジャージャー麺は甜面醤を使うので甘めだと思うのですが、それにしても甘さの主張がけっこう強めです。
一口、二口‥‥思いのほか甘い‥‥。トータルの茹で時間としてはけっこう長く、麺もぽわぽわしています。甘くてぽわぽわの麺。
自分的には味がぼんやりしているので、胡椒をプラスしてみます。が、しかし、こっちの方向性ではなさそうです。
ちょっと辛みの方向性が物足りないかと思い、一味唐辛子をふりかけてみると、これは味がパキッとして良い感じになりました。
せっかくなので、オリーブオイルも足してみるも、これは違いました。やはりスパゲッティではなく、方向性としては焼きそばなんだと思います。
一味唐辛子がマッチしそうなことは分かりましたが、ちょっと自分的には物足りなさの残る「チャパゲティ」体験となりました。
「チャパグリ」食べた感想
「チャパゲティ」との遭遇が微妙になってしまったので、ドラッグストアで「チャパグリ」を見つけた時には「おおっ!」と思いました。
「チャパグリ」のパッケージは「チャパゲティ x ノグリ」と書かれているように、分かりやすく日本向けになっています。
「チャパグリ」という食べ方があるからには、きっと「チャパゲティ」よりマシマシの旨さなのだろう‥‥という期待もありました。
「チャパグリ」というのは、韓国映画「パラサイト」で話題になったインスタント麺の「チャパゲティ」と「ノグリ」をミックスする食べ方で、もとは軍人グルメだったという話もあります。
普通に考えると2人前だと多いような気がしますが、軍人だったらたくさん食べるし、家庭で作るなら複数人で食べることが想定されているのかもしれません。孤食ランチおじさんにはカップ麺が嬉しい!
さて「チャパグリ」はどんな味なのか?
というのは、このパッケージの説明が分かりやすいです。
ジャージャン麺味の「チャパゲティ」と海鮮風味の「ノグリ」をミックスしたWEBでも話題になったメニュー。
ジャージャン麺というのは、ジャージャー麺のことです。「ノグリ」というのは、韓国語でタヌキだそうで、それでパッケージにタヌキらしきキャにクターが描かれているのですね。
作り方は湯切りする、一般的なカップ焼きそばの作り方と同様です。
カロリーは530kcal、炭水化物は72.6gです。
それでは「チャパグリ」を作りましょう!
蓋を開けると、中に入っているのは粉末スープと調味オイルです。
かやくは既に入っています。タヌキのナルトが入っているのが分かります。麺は「チャパゲティ」と同じなかなかの太麺です。
\熱湯で4分/
湯切り口は蓋の一部を剥がすと出てくる、カップやきそば方式です。
湯切りして蓋を開けると広がる海鮮の香り。左上あたりに濃いグリーンが見えますが、わかめです。
粉末スープと調味オイルをかけて、よくかき混ぜます。
パッケージが白いというのもありますし、調味オイルが赤かったというのもありますが、全体的に辛そうな印象があります!
食べてみると‥‥「チャパゲティ」を食べた時のようなぼんやりした味わい‥‥かと思いきや、後から海鮮がくる! わかめがくる! めちゃめちゃわかめが強い!
途中でわかめに負けそうになるくらいわかめが強いのですが、わかめを乗り換えると海鮮味が良い具合に利いてきて、はっきりとした味ではなかった「チャパゲティ」に「ノグリ」の旨さが加わるというのはこういうことなのだな‥‥ということが分かる味になりました。
こういうアレンジレシピがあるということは、やはり「チャパゲティ」にもうひと味欲しいと感じる人もいるのではないかな‥‥と思いましたが、実際はどうでしょうね?
また食べたいかというと微妙なところで、個人的にはやはり甘みが強く感じてしまうんですよね。もう少し味にはっきりとした輪郭があると‥‥と思っているのですが、実は「チャパグリ」の激辛バージョン「Angry チャパグリ」もあったので購入してあります!
「チャパゲティ」に一味唐辛子がマッチすることは分かっているので、海鮮の旨味を足して、さらに辛さをマシマシしたら‥‥どうなるのか‥‥!?
これまた食べたらレポートします!
ごちそうさま!!!