【ゟ】「合略仮名」とは?

【ゟ】「合略仮名」とは?

「ゟ」なんだこれ。ち? 5?

違います。「より」と読むんだそうです。って、完全に想定外。

国語は学校の授業で10年以上も学びましたが、まだこんなにシンプルだけど知らないことがあったなんて‥‥面白い!

複数の仮名文字を1つの文字で表現する「合略仮名(ごうりゃくがな)」というそうです。

「合略仮名」とは?

こちらのツイートで知った知識です。

「ゟ」の読み方は「より」。試しに「より」を変換してみてください。「ゟ」が出てきて驚きます!

これもまた日本語だったとはな〜!

合略仮名 – Wikipediaで調べてみると次のように説明されていました。

江戸時代以前は多く使用されていたが、明治33年に仮名は1音につき1文字とするという明治政府の政令により使用されなくなった。仮名合字やつづきかなとも呼ばれる。

「合略仮名」は、江戸時代以前に使われることが多かったそう。

現在、なぜ変換できるかというと、2000年にJIS X 0213が制定され、そこで「ヿ(コト)」と「ゟ(より)」が定義されたそう。

さらにより – Wikipediaを見ると「近世から近代の日本で使用されており、主に手紙の差出人の末尾に使用される」のだとか。

コグレマサトゟ

って感じですかね?

さらに‥‥

現在では新聞の三行広告(スペースが極端に少ない求人や不動産などの広告)で、「○○駅ゟ(より)△分」の形で見られる場合がある。

ともあるのですが‥‥今でも使われてるの!?

46年の人生で一度も出会うことがなかったので、残りの人生で再び出会うのかどうか分かりませんが、新しい知識を得られるというのは本当に楽しいですね!

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