「平成」の次の新元号が「令和」と発表されました。
そろそろ「令和」にも馴染んできた人が多いのではないでしょうか。ただ、イントネーション・アクセントはどうしたらいいのだ? と気になっている人は少なくないようです。ぼくもその一人です。
Twitterで質問してみた
大きく分けると、
れ→い→わ(平坦)
れ↑い→わ(れから下がる)
という2種類のイントネーション・アクセントがあるかな、と思っています。
これって、
しょ→う→わ
しょ↑う→わ
ということで「昭和」も同じような問題(?)があったのだと思うのですよね。イメージとしては「しょ↑う→わ」は年代が上の人かな‥‥というのはありますが。
ということで、個人的にも気になったので、Twitterでアンケートしてみました。
「令和」のイントネーションはどれ?
— コグ令和[ブロガー:旅と酒とガジェット] (@kogure) 2019年4月1日
アンケートの残り時間は少し残っているのですが、次のようになっています。
47% れ→い→わ(平坦)
40% れ↑い→わ(れから下がる)
06% れ→い→わ↑(疑問系的な)
07% れ↓い↑わ↓(いが上がる)
「れ→い→わ」と「れ↑い→わ」で半々くらいといったところでしょうか?
で、内閣府としてはどっちなの?
こうなってくると公式見解が気になります。他にも疑問に思っている人が多いようで、令和の発音、語頭にアクセント?それとも平板? 内閣府に聞いてみたという記事になっていました。
「『元号法』および『元号の読み方に関する告示』にもとづいて定めているのは、あくまでも漢字とその読み仮名だけであり、アクセント(イントネーション)についての決まりはありません。ですので、自由に発音していただいて構いません」
というのが、内閣府の担当者の回答です。つまり、どっちでも良い、のだそう。まあ、そうか‥‥という感じもありますが「どっちでも良い」が正式回答となっています。
好きに「令和(れいわ)」を呼びましょう!
新元号、さらに4案も明らかに
「令和」と共に新元号は6案あったとされていますが、さらに4案が明らかになっています。新元号 6原案中4つは 「英弘」「広至」「万和」「万保」という記事です。
▽「英弘」、また、読み方は明確ではありませんが、▽「広至(こうし、または、こうじ)」、▽「万和(ばんな、または、ばんわ)」、▽「万保(ばんほ、または、ばんほう)」
どれも頭にイントネーション・アクセントがきそうな新元号だったのかな‥‥と思いました。
「元号に関する懇談会」の有識者からは、多くから「令和」を推す意見に加え「出典を日本の古典にするよう求める意見」が出されたのだそうです。
そして最終的に安倍総理大臣に一任され「令和」と決まったのだとか。
追記:もう一つの案は「久化(きゅうか)」だったことが明らかになりました。
イントネーション・アクセントだけでなく‥‥
個人的にはイントネーション・アクセントではなく、どのように「令」を表記するかが気になっています。というのも字体がたくさんあるから。
「常用漢字表の字体・字形に関する指針」から貼っておきますが、これらはすべて許容されるものなので、小学校などで枝葉末節を論う無意味な指導がなされないことを切に願います。 pic.twitter.com/Eukk7ZevTn
— 316914290196962823 (@5CF6FA11) 2019年4月1日
パソコンやスマートフォンから入力すると「令」となりますが、手書きだと「今」に近い書き方をしている人が多いのではないでしょうか。
今はパソコンやスマートフォンで文字を見ることが多いので、書き文字との違いに、個人的にものすごく違和感があるのですよね‥‥。
どちらの書き方も間違っていないのですが、もしかすると「令」というパソコン・スマートフォンの見た目に揃えて書く人が増えていく‥‥かもしれませんね。
「Leiwa」ではなく「Reiwa」
ローマ字表記は「Leiwa」ではなく「Reiwa」となります。
新元号「令和」ローマ字表記はR?L? 内閣官房に聞いてみたによると「国の公文書はヘボン式ローマ字で表記されます。そのため、ローマ字表記はReiwaと記します」という回答です。