最近、知った事実で割と驚いていることがあります。それが「名代」の読み方と意味です。多くの人にとって「名代」といえば、立ち食い蕎麦で有名な「名代 富士そば」ではないでしょうか(関東圏だけですか?)。「富士そば」の「名代」の読み方をご存知ですか?
「名代」読み方は3種類
「富士そば」の場合は「なだい」と読みます。だから「なだい ふじそば」です。
「みょうだい‥‥」と思っていた人はいませんか。実は読み方としては「みょうだい」もありです。ただし、意味は異なってきます。
さらに「名代」には3つ目の読み方と意味があるのです。もう1つの読み方が「なしろ」なんです。
「名代って難しい!」という声が聞こえてきそうですが、いえいえ、ちゃんと意味が分かっていれば使い分けるのも難しくないんですよ!
ということで「名代(なだい、みょうだい、なしろ)」の3種類の読み方とそれぞれの意味をまとめておきますね。
名代(なだい)の意味
goo国語辞書から引用します。
1. 名前を知られていること。評判の高いこと。
2. 名目として掲げる名前。名義。
3. 江戸時代、歌舞伎・操り芝居などの興行で、奉行所から許可を得た興行権の名義人。
ここで「富士そば」なのですけど、評判が良いという意味で1.で使っている可能性が高そうですね。
名代(みょうだい)の意味
goo国語辞書から引用しますと「ある人の代わりを務めること」ということで、代理人のこととなります。「父の名代として出席する」という使い方をします。
名代(なしろ)の意味
Wikipediaから引用しますと「古墳時代の部民制における集団のひとつ」とのことです。これに関しては歴史では習うかも知れませんが、日常生活で使うことはなさそうです。
「名代(なだい、みょうだい、なしろ)」の使い分け
となると、一般的に目にし耳にするのは「なだい」または「みょうだい」ということになりそうです。
名前として掲げているものなのか、もしくは代理人なのかどうか、このあたりの意味合いを考えれば、自ずと「名代」の読み方も分かりそうです。
きちんと意味を調べたことがなかったのでモヤモヤしているところもありましたが、これでスッキリです!
これで「名代」の読み方と意味が分かったでしょうか?
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