「memolane(メモレーン)」とデジタルガレージの資本業務提携に関する記者説明会に参加したレポートをお届けします。
最初に、デジタルガレージ佐々木氏より。
デジタルガレージでは、ソーシャルウェブで世の中に役立つために、をテーマに、海外の革新的サービスを日本に導入してきた。
古くはインフォシーク、テクノラティ、最近ではツイッター、Path、Linkedinなどを日本に持ってきている。
また、日本のサービスを海外にもってくいために、Open Network Labを運営している。
現在は「memolane」は15種のサービスに対応している。日本ならではのサービスを追加していきたい。
様々なソーシャルメディアがある。それはユーザが取捨選択する。一元で見られないか? それを解決するのが「memolane」である。
続いて「memolane」のエリック氏より。
デジタルガレージとのパートナーシップを嬉しく思う。
ソーシャルメディアにコンテンツをたくさんアップしている。クラウド上にコンテンツをあげることは日常になっている。そしてたくさんの人とシェアする。
いろいろなデバイスで取られ、いろいろなところにアップロードされる。いま起っているのは、それらが管理できなくなっているということ。
ツイッターやFacebookのタイムラインに必死でついていこうとするが、探すのは大変。だからこそ、ソーシャルメディアの新しい閲覧方法を提言するのは最適なタイミングだと考えている。それが「memolane」を作った理由。
「memolane」はスクラップブック、アルバムのようなサービス。全ての情報を切り取って一つのタイムラインに表示することができる。
全ての情報の中から自分の好きな情報を探し出すことができる。情報を探すのは自分だけでなく友達のものを探すこともできるし、共同のlane(レーン)を作ることもできる。それをシェアすることもできる。
ソーシャルメディア上のハブになるのが「memolane」である。
「mamolane」をフォローすることで、アーティストの活動を一つのレーンとしてキャッチアップすることができるようになる。「memolane」の一部をサイトに埋め込むこともできる。
全ての「memolane」のユーザの約20%は日本人ユーザである。アメリカの次いで2番目に大きなマーケットである。日本での展開は重要な位置を占めている。クリスマス前に日本語を考えている。
質疑応答:
Q. いつ頃、急激な伸びがあったのか?
A. TechCrunch JPで取り上げられた3月、そのタイミングで多くのユーザを獲得した。
Q. レスポンスを改善する予定はあるか?
A. 今日のバージョンアップによってフロントエンド、バックエンド共に過去のものとは違うものになっている。ぜひ試して欲しい。以前のデモはサービスのコンセプトを発表したベータ版で終わったが、今回はよりユーザのエンゲージメントを高める仕様にしている。
Q. Tunblrはなぜ繋いでいないのか?
A. 近日中に対応予定。Gowallaも対応予定。
写真やビデオなどのコンテンツも大事だが、音楽も大切に考えている。Last.fmのコンテンツを再生可能。音楽を聴きながらレーンを見ることができる。
「memolane」は、コンテンツを発掘するという意味で良いサービスになると思っている。閲覧する、探す、共有する、大きく分けてその3つができるようになっている。
モバイル対応も、デジタルガレージとの提携の中では重要と考えている。日本ではモバイルユーザも多いので対応を考えている。
@norio_airoplane による、記者説明会のツイートをトゥギャッターでまとめました。