57歳男性、新型インフルで国内初の死者という記事より。
沖縄県は15日、新型インフルエンザに感染した沖縄県宜野湾市の男性(57)が入院先の病院で死亡したと発表した。厚生労働省によると、国内では5月に初の感染者が確認されて以来、死者は初めて。
日本国内で初めて、新型インフルエンザによる死者が確認されました。沖縄の57歳の男性が亡くなりました。
県によると、男性は心筋梗塞の治療歴があり、慢性腎不全で人工透析を受けていた。新型インフルに感染したことで肺炎を併発、その後、敗血症を起こしたことが死因とみられる。
新型インフルエンザにより、免疫力が落ちたことが良くなかったようです。
夏のせいかしばらくインフルエンザの話題も落ち着いていたのですが、死者が出たことで他にも新型インフルエンザ関連のニュースが出てきました。
まずは「シンケンジャー」キャスト数人が高熱発症というニュースです。
配給の東映によると、12日から主要キャストが全国キャンペーンを実施。だが、13日夜にシンケンゴールドを演じた相馬圭祐(22)が高熱を発症。
他のキャストにも発熱の兆候があり、新型インフルエンザの可能性があることから舞台挨拶が中止されています。ただいま検査中です。
新型インフル、岩手で夏巡業中力士が感染というニュースも。
日本相撲協会の大島巡業部長(元大関旭国)らによると、感染したのは十両の光龍関(花籠部屋)のほか幕下以下の力士と、まげを結う床山。
力士2人、スタッフ1人の計3人が新型インフルエンザ感染を確認されています。巡業中から風邪の症状が流行していたとのこと。
岩手の児童館などで新型インフル集団感染かというニュースもありました。
児童らは、盛岡市が14日、集団感染の疑いがあると発表した岩手大学の学生らと11日に交流していた。
岩手で新型インフルエンザのニュースが続いています。
さらに東京でも新型インフル、機動隊員が感染というニュースが。
警視庁は15日、第2機動隊(東京都墨田区)の男性隊員(30)が新型インフルエンザに感染し、ほかの隊員3人にも感染の疑いがあると発表した。いずれも自宅や寮で療養しており、快方に向かっているという。
高温多湿で広がりにくいと言われるインフルエンザですが、新型インフルエンザにはそれがあてはまらないようです。夏でも感染が拡大しているように見受けられます。
これから秋、そして冬にかけて、十分な準備が必要になりそうです。
ここまでの新型インフルエンザの話題です。
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福田医院(横浜市)の福田伴男院長は流行の理由を「新型で免疫がなく、ワクチンもない。さらに、症状が重くないため、インフルエンザとは思わず変わらない生活を続けているからでは?」とみる。「消滅しきっていないウイルスが形を変えていくことは考えられる。風邪の症状があれば病院に行ききちんと治療を受けてほしい」と語る。
県は「心疾患や慢性腎不全の持病があり、免疫力が落ちた状態で感染し、急速に容体が悪化した。通常の季節インフルエンザを超える毒性はなく、パニックにならないでほしい」などと説明している。
15日、配給・宣伝の東映が発表した。東映によると、登壇予定だったシンケンゴールド役の相馬圭祐(22)が、同作の西日本キャンペーン中に高熱でダウン。一緒に舞台あいさつを行っていたほかのキャストにも風邪の兆候があるため、中止が決まった。