1957年以前生まれに免疫か…新型インフルという記事より。
米疾病対策センター(CDC)のジャーニガン・インフルエンザ部副部長は20日の記者会見で、1957年より前に生まれた人の一部に、新型インフルエンザに対する免疫がある可能性を指摘した。
日本でもそうですけど、若者中心に感染者が出ているので、年配の人には何らかの免疫があるのでは、と言われてはいたのですが、そういう結果が得られたようです。
さまざまな年齢層から採取した血液の分析で、57年より前の世代の血清から、新型インフルエンザのH1N1型ウイルスに対する免疫反応を示唆する結果が得られたという。
アメリカで入院している患者のうち、50歳以上は13%となっています。
1918年から19年にかけ世界的に大流行したスペイン風邪はH1N1型で、終息後もウイルスは変異を続けた。
1957年に流行したアジア風邪(H2N2型)までの間に、今回の「新型インフルエンザ」に関連するH1N1型に感染した世代があるのでは、ということのようです。
スペイン風邪やアジア風邪というのは知識としては知っていましたけど、まさか自分が生きている間に、新型のインフルエンザに遭遇するとは思いませんでした。
■関連記事
日本では今月上旬に関西の高校生が発症したのを皮切りに高校生の間で感染が拡大中。CDCの調査でも米国での感染者642人のうち約60%が18歳以下となっており、世界的に同じ傾向にある。