東京V存続へ!ゼビオと5年間スポンサー契約という記事より。
来季の存続に向け、ギリギリの闘いを強いられてきた東京Vに、ついに救いの手が差し伸べられた。ゼビオとの間で締結されたのはユニホームの胸へのロゴ掲出(今季から)を含む包括メーンスポンサー契約で、スポンサー料は1年8000万円の5年契約。総額4億円の資金確保が決まったことで、東京Vの存続が事実上決まった。
日本テレビが撤退し、なかなかスポンサーが決まらずにクラブ存続が危ぶまれていた東京ヴェルディですが、スポーツ専門店などを展開するゼビオとスポンサー契約を結んだことが発表されました。
ネタフルではここまで、次のような記事を書いています。
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数々の企業の名前が出ては消えをしていたのですが、これで選手、サポーターもまずは一安心といったところでしょうか。「モチベーションがすごい上がります。昇格に向けて得点を意識したい」と高木善朗。
「ホワイトナイトが現れるまで時間がかかったが、ゼビオさんとの話があって複数の企業が出資してくれることになった」とクラブ社長を兼ねる羽生英之事務局長。
順調にいけば新経営陣が決まり、11月上旬には新体制が発表される見込みということです。
現在、J2で5位につけている東京ヴェルディですが、3位以内に入ればJ1昇格も認められるということです。チーム名、チームカラーも変わらないことを確認しています。
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ベテランDF土屋征夫(36)は練習後にクラブ関係者から朗報を聞き、「フロントが努力してくれた結果。しっかり勝利で恩返ししたい」。DF富沢清太郎主将(28)は「信頼しているフロントのみなさんが頑張ってくれている。これから一戦一戦、トーナメントのつもりで戦って、J1昇格を達成したい」と前を見据えた。
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ゼビオとの契約をまとめ上げたのは、Jリーグ理事会前日の18日深夜だった。「ゼビオさんのスポーツに取り組む姿勢に共鳴し、こちらからアプローチした。このような形でスポンサードしていただけることに感謝したい」と安どの笑みをこぼした。
東京Vのメーンスポンサーとなるのはスポーツ用品・衣料品販売の「ゼビオ」で、5年間の包括契約を結ぶことで合意。東京V社長を兼ねるJリーグの羽生英之事務局長は「スタートラインに立てたので、あとは債務超過の解消を目指す」と話した。