東京Vが経営パートナー探し…吉本も候補という記事より。
人件費削減のためMF福西やDF服部ら11選手の大量解雇に踏み切った東京Vが、マネジメント会社のサニーサイドアップ、芸能事務所の吉本興業、ホリプロら複数の企業に経営参画を求めていることが2日、分かった。
旅人・中田英寿のマネジメント会社である「サニーサイドアップ」が、50%以上の株式を取得して東京ベルディの経営に参画する可能性が出てきたことはお伝えしましたが、他にも吉本興業やホリプロなどとも交渉をしていることが明らかになりました。
「パートナーを探しているのは事実。話をしているのは3、4社ある。今は経営パートナーを探すことが最優先」と萩原敏雄社長。
親会社の日本テレビが赤字になり、予算規模が縮小される東京ベルディとしては、新しいパートナー探しが急務、ということなのでしょう。観客動員をアップして経営を自立させていくためにも、プロモーションなどに強い企業と交渉しているとも考えられます。
「サニーサイドアップ」の次原悦子社長は「騒ぎになっていますが、まだ何も話せる状況ではありません」とコメントしています。
日本テレビの氏家斉一郎氏は「サニーサイドアップ」に関して「相手の話を聞いてみないと何とも。ただ(東京Vは)正力さんのつくった、最古の名門クラブだし、簡単にはね」とコメントしています。
さらには「サニーサイドアップ」に所属すると中田と為末がテレビ番組で対談し「分からないけど個人的にはやってほしい。(復帰)すると思う」と、為末が中田の現役復帰を示唆しています。
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今季は、シーズン途中にブラジル人FWフッキを5億円で獲得するなど、総額20億円以上の強化費を使った結果、負債総額が10億円近くになる非常事態となった。しかも、チームは16位と低迷。
両社幹部は11月に会談しており、関係者によると、スポンサー支援などはあり得るが、サニー社側が経営参画する可能性は低いという。