経営難東京V来季から新会社母体に運営もという記事より。
経営難により経営パートナーを探している東京Vが、来季から新会社を経営母体として運営していく準備を進めていることが27日、分かった。すでに7月7日、ユース出身者らを取締役として「東京ヴェルディホールディングス株式会社」(東京・渋谷区)を設立し、来季からのクラブ経営を目指して準備を進めてきた。
経営難からパートナー探しをしてきた東京ヴェルディが「東京ヴェルディホールディングス株式会社」を母体としてクラブ経営を行なう準備を進めているそうです。
これまでいくつかの企業に持ちかけられた東京ヴェルディの経営ですが、結局、折り合いがつかずにきてしまいました。
しかし、日本テレビが撤退するという方針も固く、このままだとクラブ消滅の危機だったのですが、ユース出身者が中心となって「東京ヴェルディホールディングス株式会社」を設立したそうです。
計画では、この新会社が、現在の親会社である日本テレビからクラブ株式の過半数を取得し、スポンサーを募るなどして集めた資金でクラブを経営していくという。当面は日本テレビも数%程度の株式を保有し続ける見込み。
とはいえ、日本テレビが撤退するほどですから、クラブ経営には相当のお金がかかるでしょう。果たして期待するだけのスポンサーが集まるかどうかは未知数です。
Jリーグとすれば、経営の安定性を求めており、新会社とやりとりしながら慎重に進めていくことになりそうだ。順調ならば、9月上旬に経営諮問委員会に諮り、同15日の理事会で正式承認という流れになる。
逆に、このホールディング会社(持ち株会社)による経営が認められ、うまくいくようであれば、それはそれで面白いことになりそうですが。
小湊義房社長は「(新会社の)設立前に計画を聞いています。ありがたい話で、OBの方々がクラブを心配してくださることに敬意を払っています」とコメントしています。
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