東京V、5・4億円未満ならJリーグ退会という記事より。
日本テレビの全保有株(約98・8%)を譲り受ける新会社「東京ヴェルディホールディングス株式会社」の事業計画のうち、スポンサー料収入を重視。11月16日までに5億4000万円の計画を確定させることを求め、これに満たない場合は今季限りで退会させるとした。
日本テレビから株式譲渡を受ける「東京ヴェルディホールディングス株式会社」が、11月16日までに5億4,000万円の計画を確定できない場合は、今季限りでJリーグを退会することが明らかになりました。
つまりは、これが株式譲渡の条件だった、ということですね。
新会社の崔暢亮(さい・のぶあき)会長(48)は前日の会見で達成できる見通しを口にしたし、Jリーグの羽生事務局長も「すでに確定している部分もあり、達成できると信じている」と話した。
仮にJリーグ退会ということになると、JFLに参戦することになるのか、それとも‥‥どうなるのでしょうか。
「(下部リーグの)JFLも地域リーグもあり、消滅するかは東京Vの判断だ」と鬼武健二チェアマン。
「ただこれから5億4000万円ではなく、ある程度は決まっている」ということなので、大丈夫そうに見えるのですが、こればかりはふたを開けてみないと分かりません。
ネタフルでここまで書いているエントリーです。
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巨額の資金確保についてJリーグの羽生英之事務局長(45)は「VHDから事業計画書をいただいた上での判断」とし、「(具体的企業などの)見通しについても聞いたし、確保したものもあると聞いている。精いっぱい努力してほしい」と話した。だが、昨今の世界的不況の中、財政基盤を確保するのは現実的に厳しいとみられる。
Jリーグは同HDから提出された来年度の事業計画で条件達成は可能との認識を示している。鬼武健二チェアマンは「来季も存続してもらうために(株式譲渡の)提案を受け入れた」と説明した。
日テレは16日に所有する約98・8%の全株式を同HDに譲渡することで合意。15日のJリーグ理事会ではスポンサー料収入確保のほか、今季は日テレが東京Vの運営費の責任を持つなどの条件付きで承認した。