2013年末にスキー事故で頭部を強打し昏睡状態になっていたF1元王者のミハエル・シューマッハーが、昏睡状態を脱し、入院していた病院から退院したことが明らかになりました。シューマッハー氏昏睡脱す=スイスの病院に転院―元F1王者という記事です。
代理人は「家族は治療に関わったグルノーブルのすべての医師と看護師、事故現場で救援活動をしてくれた人たちに感謝する」との声明を発表。回復を祈ってくれた人たちのおかげと強調した。
スイスのローザンヌの病院に転院し、長期のリハビリ生活に入るとされています。昏睡状態から脱し転院というのは、一歩前進ですね。
どんな状態なのか気になる人も少なくないかと思いますが、ミハエル・シューマッハ転院のニュースを歓迎する声。一方で悲観的反応もによると次のように説明されています。
「ミハエル・シューマッハは声を聞きとることができ、触れると反応を示すことができる。彼の目は開いている。彼は周囲と、特に妻のコリーナや子供たちとはコミュニケーションを取ることができる」
動くことはできないものの、周囲とコミュニケーションができる状態のようです。ただ、これに懐疑的な医師もおり「周囲からの刺激に対して変化を見せる兆候」があるだけの状態の可能性もある、と指摘しています。
ただ、いずれにせよ専門病院を退院しリハビリに移るということは、ミハエル・シューマッハが生命の危機を脱したのかな、と思います。
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これは6月16日、ミハエル・シューマッハ氏の公式サイトが明らかにしたもの。同氏の広報担当、ザビーネ・ケームさんが、「ミハエル・シューマッハは、もはや昏睡状態にはない。グルノーブル大学病院を退院した」と認めている。
▼シューマッハー氏が昏睡脱し退院…リハビリへ (読売新聞) – Yahoo!ニュース
声明は「退院は長期間のリハビリに入るため。リハビリは公の場からは離れて行う」としており、退院後の所在は明らかにしなかった。ただ、スイス公共ラジオは16日、シューマッハーさんが退院後、スイスの自宅に近いローザンヌの病院に入院したと報じた。