【受動喫煙】タバコの臭いがついた服に顔を近づけ化学物質を吸い込むと「三次喫煙」

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自分としてはタバコの煙がモクモクしているような大衆酒場も気にならないのですが、体質的にタバコが身体に合わないといった場合には「受動喫煙」は深刻な問題ですよね。受動喫煙 こんなに深刻だった!という記事があり、さらに「三次喫煙」というものがあることも知りました。

喫煙者がはき出す息を分析したところ、喫煙後の4分間にわたり発がん物質が基準を超えていたほか、一酸化炭素は30分にわたり検出されました。そのため、その息を吸い込めば、受動喫煙していることになるのです。

「推計で年間1万5千人の人が受動喫煙によって亡くなっている」というのも驚きの数字ですし、受動喫煙をきっかけにアレルギーを発症するとなると問題です。しかも見過ごせないのが子供への影響です。

ぜんそくや乳幼児突然死症候群は因果関係が「確実」、中耳炎やむし歯は「ほぼ確実」とされています。

中耳炎や虫歯にも受動喫煙が関係しているのですか!?

「三次喫煙」とは?

さらに「三次喫煙」のリスクが注目を集めつつあるのだとか。

タバコのにおいがついた服に顔を近づけ、化学物質を吸い込んでしまうのも受動喫煙です。こうした、煙を直接吸っていないのに受動喫煙を起こすことを「三次喫煙」

タバコの化学物質が服についており、それを吸い込むと受動喫煙と同じ状態になる、と。飲み会で着ていた服は速やかに洗濯したりクリーニングするのが良さそうです。

目に見える煙がなくなれば問題なさそうに思っていましたが、タバコには7,000種類もの化学物質が含まれており、それが残ることで思わぬところで「三次喫煙」を起こしてしまっているということを知りました。

なんとなく害がなさそうな加熱式タバコでも、こうした「受動喫煙」は起こりうるということです。