みなさん、飲んでますか? 健康食品。まだ常飲している健康食品はないのですが、紹介されたりサンプルを頂くと「どんなもんかなぁ」と思って試している昨今です。薬品を常飲するのは心配ですが、あくまでも食品ですので、けっこう気軽に試しています。体力の衰えを感じている訳ではないのですが、不調になってから慌てても遅いですからねー。
というところで今回、サンプルを頂いて1ヶ月くらい飲んでいるのが『ラクトフェリン』です。おはようからおやすみまで、で、お馴染みのライオンの健康食品なんですが、腸までしっかり届いて働くらしいですよね。
ということで、都内にあるライオンの研究所にインタビューで伺ってきました!
そもそもライオンはどんな会社?
ライオンは創業124年、元々は小林富次郎商店といってマッチの軸木の販売をしていたというのも「ライオンがマッチだったのか!」と驚きだったのですが、何より驚愕したのが鎮痛剤の「バファリン」もライオン製品だったということです。
ええっ!?
「バファリン」がライオンだってー!?
「バファリン」には、子どもの頃から頭痛や発熱でお世話になりまくりです。いつでも家には常備されています。でも「バファリンという薬メーカーがあるのかな」くらいの認識でした。まさかライオンの製品だったとは、驚きです。
「ライオン歯磨」が1896年に商標登録されたのが「ライオン」という名前の始まりだそうですが、当時は動物の名前をつけるのが流行っており、ライオン=牙=歯磨き粉ということで「ライオン」が選ばれたそうです。
なぜライオンがなぜ健康食品を?
そんなライオンがなぜ健康食品を手がけているのか、という理由ですが、ライオンとして「健康寿命」の延伸に貢献したいと考えていることにあります。健康に過ごせる年齢を健康寿命と言いますが、少しでもそれを伸ばしたい、とライオンは考えているそうです。
そういった理由から、ライオンでは健康食品の通販事業を手がけているのですが、大事にしているのはエビデンス(証拠)だそうで、科学的に立証されたものを商品として提供しています。今回、話を伺った「ラクトフェリン」に関しても、科学的なエビデンスがあり、そこから商品化がなされているとのことでした。
「ラクトフェリン」とは?
「ラクトフェリン」という名前をなんとなく聞いたことがある人もいるかもしれませんが、これは1939年に牛乳から発見された多機能タンパク質だそうです。約690のアミノ酸が連なったタンパク質です。母乳に多く含まれているもので、鉄(フェリン)を含むラクト(乳)で「ラクトフェリン」と名付けられています。分かりやすいネーミングです。
赤ちゃんが生まれた時にのむ初乳には特に「ラクトフェリン」が多く含まれていることからも、人にとって重要そうだということがよく分かります。もともと体内にも少なからずあるものだそうで、唾液や涙にも含まれているそうです。
ライオンの製品に使われている「ラクトフェリン」は牛乳から抽出されており、1リットルの生乳からわずか200〜300mgしか取れない貴重なものだそうです。しかも加熱殺菌すると、ほとんど失われてしまうという難しさもあるのだとか。
日本ラクトフェリン学会という学会もあり、そこでは「ラクトフェリン」の色々な機能について、学会発表が行われているそうです。初乳に多く含まれていると聞くと、やはり人の身体に重要なタンパク質なのかな、と思います。
なぜライオンで「ラクトフェリン」だったのか?
ただし、この「ラクトフェリン」が吸収されるべき場所が腸というのが曲者で、胃で消化されずに腸まで届ける必要があります。「赤ちゃんはどうなの?」という疑問が出てくる訳ですが、胃が発達していないため、そのまま腸で吸収されるそうです。人間の身体はよくできてます。
さて、腸に「ラクトフェリン」を届ける技術として開発されたのが腸溶剤の特許技術で、胃では分解されずに、腸まで届くようになっています。逆に言えば「ラクトフェリン」の入った食品を一生懸命食べても、胃で消化されてしまいます。
「ラクトフェリン」飲んでみてどう?
思えば、42年前に母親から初乳をもらい、42年ぶりに腸に「ラクトフェリン」がたっぷりと届いているんだなぁ、なんて不思議な感慨に浸ったりしている訳ですが、こうやってしっかりしたエビデンスの元に説明をきくと「ちゃんと継続して飲んでみようかな」という気がしてきています。そのためには、体脂肪なども継続して計測する必要がありますね。そうやって身体をケアするということが「ラクトフェリン」を飲むだけでなく、身体にも大切なことなのだろうな、とも思います。
「ラクトフェリン」の効果に関しては全てが解明されたわけではなく、大学などと共同で遺伝子研究もしているそうなので、さらなる能力がいつか判明するかもしれません。「ラクトフェリン」について、もっともっと謎を解き明かして欲しいですね〜!
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