ああ、ついに「宝島」も休刊‥‥ここ20年くらいは手に取ることがなかったものの、青春時代に猛烈に読んだ雑誌の一つなので、寂しさはあります。「宝島」が休刊「雑誌の役目終えた」1974年創刊という記事になっていました。
宝島社は29日、41年前創刊の月刊総合誌「宝島」と、女性ファッション誌「CUTiE(キューティ)」を休刊すると発表した。キューティは8月11日発売の9月号、宝島は同25日発売の10月号が最後となる。
1974年創刊の「宝島」そして1989年創刊の「CUTiE」が、それぞれ2015年8月25日発売号、2015年8月11日発売号で休刊すると発表されています。
休刊の理由は部数の低迷です。「時代を切り取り、新しい価値観を提供するという雑誌の役目を終えたため」とされています。
「CUTiE」は街頭で一般人のファッションを撮影する「ストリートスナップ」を導入し、ストリートファッションの火付け役になったそうです。
「宝島」は1974年に創刊。当初は、海外文化の紹介者として知られた評論家の植草甚一さんらが編集に携わった。80年代にはサブカルチャーを積極的に取り上げ、独自の編集で支持を集めてきた。
中学生から高校生にかけてくらいですかねぇ。読んでましたねぇ。サブカルチャーというものが何なのかよく分からないまま、不条理だとかなんだとか、さまざまなものを学ばせてもらった気がします。
途中からグラビア系に衣替えしてしまい、その頃から手に取ることはなくなってしまっていたのですが。久しぶりに、最終号は読んでみようかな。
しかし、表紙に書かれている文言を読むと「ミスター、角栄、アンドレ」とか「中高年に効く健康」とか、完全にオッサン向けの雑誌に変貌を遂げていたのですね。まあ、読者の中心層が年を取っていったということなのですが。
最近だと、週刊アスキー休刊やR25休刊も記憶に新しいところ。
これまでネタフルで取り上げてきた休刊ネタです。
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▼「読売ウイークリー」休刊へ
▼小学館「ラピタ」「Latta」休刊へ
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▼「コミックチャージ」2年で休刊へ
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▼小学館「sabra」休刊へ
▼小学館「ChuChu」休刊へ
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▼学研「科学」「学習」休刊へ
▼「ネトラン」休刊
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▼「スコラ」休刊
▼「スイングジャーナル」休刊
▼「コミックバンチ」休刊
▼「ぴあ関西版」休刊へ
▼「日本繊維新聞」休刊 → 営業停止に
▼「ぴあ」首都圏版、休刊へ
▼「山形新聞」夕刊が休刊に
▼小学館「PS」休刊へ
▼「小学三年生」「小学四年生」が休刊
▼「漫画サンデー」休刊へ
▼「BestGear(ベストギア)」8月発売号で休刊
▼「すてきな奥さん」休刊へ
▼「MacPeople」休刊へ