<角川書店>コミックチャージが休刊 出版不況で2年の歴史に幕という記事より。
角川書店初の隔週青年マンガ誌「コミックチャージ」が、20日発売の2月3日号で休刊し、2年弱の歴史に幕を下ろすことが19日、分かった。雑誌とコミックスの部数が伸び悩み、V字回復が難しいと判断したため。
角川書店初の隔週青年マンガ誌「コミックチャージ」が、創刊から2年弱で休刊することになったそうです。
「雑誌とコミックスの部数が伸び悩み」ということですが、マンガ雑誌の生命線は単行本という話も聞いたことあるので、これ以上は無理という判断になったのでしょうね。
たけくまメモ : マンガ雑誌に「元をとる」という発想はないに詳しくあります。
あえて言うならば、出版社にとってのマンガ雑誌とは、単行本用に原稿をプールする機能が第一であって、第二に作品の宣伝でしょうか。雑誌にマンガを連載することそれ自体が、単行本を売るための宣伝になっているのです。つまり雑誌の発行部数が多いほど、マンガの宣伝効果が高いことになります。
「モーニングツー」がウェブで無料公開していたのですが、実売部数は全く減らなかったことが公表されています。
むしろ読者は増え、さらに単行本販売増に繋がるという、良い宣伝効果が得られたのでしょうね。