学研の「科学」と「学習」が休刊へという記事より。
学研ホールディングスは3日、学習雑誌の草分け的存在で学年別小学生向けの「科学」と「学習」を2009年度末までに休刊することを発表した。
ひょーえー。時代ですねぇ。学研の「科学」と「学習」が2009年度末で休刊だそうです。
読んでた、読んでた。毎月、楽しみでした。でも、今の時代にはそぐわないというか、もっと楽しいこととか、情報源があったりするのでしょうね。
「科学」(月刊)は来年2月発売の3月号で、「学習」(季刊)は今月発売の冬号で休刊。
「少子化という社会構造の変化や子供たちの価値観の多様化」が休刊の理由となっています。
理科と算数を軸にした「科学」は1957年に、国語と社会などを扱う「学習」は46年にそれぞれ創刊。
楽しみだったなぁ、付録とか。1970年代後半の最盛期には670万部を誇ったそうです。って、まさにぼくの世代だな。現在は「最盛期の10分の1を大きく下回る」と。
「小学五年生」「小学六年生」に続く、子ども向け雑誌の休刊です。
「科学」「学習」が部数低迷で休刊という記事によれば、
創刊時の価格は130円だったが、現在は「学習」が1980円、「科学」は1260円に値段も上昇した。
ということで、けっこういい値段していたのですね。
「大人の科学」シリーズは継続するということで、もしかするとメインの読者層というのはずっとそのままだったりして。
これまでネタフルで取り上げてきた休刊ネタです。
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▼「読売ウイークリー」休刊へ
▼小学館「ラピタ」「Latta」休刊へ
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▼「コミックチャージ」2年で休刊へ
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従来は、学校で教職員から児童に渡す販売方法で知られたが、70年代以降は主に代理店の販売員による訪問販売に転換。同社は、共働きが増え、主婦の在宅率が低下したことも休刊の背景に挙げている。