厚生労働省が食中毒防止のため、豚の生レバーも禁止する方針を決定しました。牛の生レバーが禁止されて以降、豚の生レバーでレバ刺しを提供する店が増えたのですが、同じように健康被害があるとして、禁止されることになりました。厚労省、豚レバ刺し提供禁止へ タタキやユッケもという記事です。
厚生労働省は20日、食中毒防止のため、豚の生レバー提供を禁止する方針を決めた。食品衛生法に基づき加熱基準を設ける。レバ刺しのほか、豚肉のタタキやユッケなどの提供も禁止される。
レバ刺しを食べるというのも、一つの文化だったと思うので、どんどん禁止になるのは残念ではあります。もちろん「豚の血液や内臓にはE型肝炎ウイルスが含まれていることがある」ということから、健康被害が心配されるというのも理解しておりますが。
レバ刺しの他、豚肉のタタキやユッケなどの提供も禁止されるということです。
豚レバ刺し提供禁止へ E型肝炎リスク高くによると、過去10年間に豚レバーの生食が原因の食中毒患者が32人、さらには豚レバーが原因とみられるE型肝炎の死亡例も報告されているそうです。
牛、豚と生レバーが禁止されたら、次は鶏か馬のレバ刺しを食べるしか、なんて思ってしまうのですが「鳥や馬の生食についても食べ方の基準づくりを検討」したり、ジビエの生肉も生食しないように指導を徹底するそうです。
鶏の白レバ刺しというのも、大変に濃厚でクリーミーで美味しいものなのですよね。あまり店では見かけないのですが、最後に食べたのは今はなき「鳥重」です。今も出しているか分かりませんが、浦和の「だいちゃん」でも白レバ刺しを食べたことがあります。広島の「かおりちゃん」では、レバ刺しの代わりに味わいが似ているチレ刺しを食べましたが、濃厚で美味かったです。馬の生肉は池袋の「三馬力」で食べたのが美味しかったです。
牛のレバ刺しが禁止になったのは、2012年6月でした。牛の生レバー(レバ刺し)、提供禁止へ‥‥‥‥や【レバ刺し終了】牛の生レバー、飲食店での提供禁止が決定。・゚・(ノД`)・゚・。という記事を書いています。
同じく2012年には、食肉団体、生レバー規制の見直し求める「何を食べるかは自己責任であり、法律で規制すべきではない」や放射線照射で「レバ刺し」解禁なるか?というニュースもあったのですが、その後はどうなのでしょうね。ユッケはパック式で復活しているという話はありましたが。
ラストの牛のレバ刺しを食べたのは「和浦酒場」でした。【レバ刺し】レバ刺しの思い出を写真で振り返ってみる【オワタ】という記事もどうぞ。「焼肉数え歌」もあります。