「Twitter」では「@kogure」のようにすることで、ある特定の人に向けて返信することができるのですが、その仕様が変わったようです。Twitterブログ: 設定メニューを一部変更しましたで説明されています。
利用傾向やフィードバックによりわれわれは、多くのユーザーが、自分がフォローしている人同士がリプライでやりとりするのを読みたいと思っていることが分かっています。これは知り合い同士の会話に加わる便利な方法だからです。一方で、自分がフォローしていない人に送られたリプライを表示することで、一方通行でかつ部分的なメッセージを見ることを望む人は多くありません。今回のアップデートはこのそれほど望まれていない、混乱をまねきがちなオプションを外したものです。
つまり、フォローしている知り合いが、フォローしていない人に対して@リプライした場合にはそれが見えなくなる、ということですね。
両方のつぶやきが見えないと、確かに一方的な会話になってしまうのは分かります。
ただ、一方的な会話からも、そこから興味を持つ話題が出てきたり、人そのものに関心を持つ、ということはあるので、今回の仕様変更は「Twitter」的な広がりが小さくなるのかな、と思いました。
恐らく慣れの問題で、日常的な使用には困らないと思うんですけどね。ただ、小さくまとまってしまって、広がりが狭くなるのかなぁ、とか。
逆の見方をすれば、共通のフォロワーにしか会話を見せないで済む、とも考えられるでしょうかね。
ただし、こういう仕様もあります。
例えば、これからも「Evは@Bizと従業員の件で話し合う。」というようなつぶやきは、@Bizをフォローしていなくても見ることができます(@Bizがつぶやきの先頭ではなく、途中に入っているため)。
かといって、意図的に@を文章中に入れるようにすると、結局は見たくない人に見せることになったりする訳で‥‥難しいですねぇ。
とりあえず、今の仕様に慣れるかな。
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