「Twitter」はブログでもありメッセンジャーでもありRSSリーダでもある?というエントリーを書いたのですが「iPhone」用のTwitterクライアントアプリ「NatsuLion for iPhone」をバージョンアップしたところ「あれ、これもしやSNSでもあるんじゃ?」と思ったのでした。
もともと「NatsuLion for iPhone」では、
・Mentions(@によるリプライ)
・DM(ダイレクトメッセージ)
が、同一のタブ内でまとまって表示されていたのです。それがバージョンアップにより、分離されました。
より気軽&手軽に返信、メッセージのやり取りができるようになったのですが、サクサクとそれらをやりながら気づいたのは「ものすごくmixiっぽい‥‥」ということでした。
そもそも「つぶやき」は短い日記でもある訳です。「Mentions」は、そこに寄せられるコメントです。一時期、メール代わりにmixiでメッセージを送ることもしばしばだったのですが、今ではそれも「Twitter」のダイレクトメッセージに置き換わりました。
ああ!
「Twitter」がオープンでゆるやかなSNSになっている!
すいません、今さらながらに気づいたので、ちょっと大きな声で叫んでみたかったのです。
「ゆるやかな」と書いたのは、つぶやきを公開にしている限りは、自由にフォローができるからなのですね。知らない人とも繋がることで、世界が広がっていく感覚すらあります(無限ディグリー!)。
そして「Twitter」の大きな特徴として、クライアントソフトを自由に選べるという点が挙げられるでしょう。各人が思い思いの方法で、アクセスすれば良いのです。
全て目を通さないと気が済まない人もいるでしょうし、適当に読み流したい人もいるでしょう。それぞれのライフスタイルに合わせて、好みのクライアントから見られるのです。
過度に囲い込むことをせず、ユーザの自由を残したからこそ「Twitter」は広まったんだと思います。ただ単にオープンなSNS、ということだけだったら、ここまでユーザは増えていないでしょうし。
もちろん、SNS的使い方は「Twitter」の一形態であり、既に「Twitter」はプラットホームになっていると言って良いでしょう。それは「ブログでもありメッセンジャーでもありRSSリーダでもある?」ということなんだと思います。
Twitterの記事はこれが最後(今日のところは。たぶん)というエントリーに、次のように書かれていました。
Twitterがこれほどうまくいっている理由はシンプルだから、というだけの意見には賛成できない。ページの先頭に「いまなにしてる?」と書かれていることに、惑わされる人もいるかもしれないが、Twitterはおよそどんなものにでもなりうる。だからこそすばらしいプラットホームであり、多くのスタートアップがその上に物を作ってくれる。
加熱するマイクロブログ「Twitter」ブーム:日経ビジネスオンラインという記事では「Twitter」をする人を「Tweeple」なんて呼んでますね。
アメリカの「Twitter」ユーザの主要年齢層は45〜54歳なんていう、興味深い数字も。
「NatsuLion for iPhone」もバージョンアップで、さらに使いやすくなったので、つぶやく「iPhone」ユーザにお勧めです。
▼Masato Kogure (kogure) on Twitter
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