メディア・パブ: Twitterが再噴火、ソーシャル分野ではGoogleを追い抜く勢いというエントリーより。
Twitterの再噴火の結果、検索の市場でおもしろい変化が生じている。ソーシャルメディア分野のリアルタイム検索エンジンとして,TwitterがGoogleを追い抜こうとしているのだ。以下のCompeteの測定データでもわかるように、Twitter検索とGoogle Blog検索のユニークユーザー数が現在ほぼ並んでおり、おそらく近くTwitterがGoogleを追い抜くだろう。
“リアルタイム検索”という分野において、TwitterがGoogleを追い抜かそうとしている、というお話です。
確かに、地震があった時などは瞬時にタイムラインがその話題で埋まったりしますし、渋谷で爆発事故があった時に第一報を知ったのは、Twitterの「爆発音が聞こえた」といったようなつぶやきからでした。
“今”を知るにはTwitter、確かにあります。
加えて最近は、TwitterやTumblrなどのソーシャルメディアを経由してニュースを知る、というのが増えているのもしみじみ感じています。
そしてこのエントリーでは、今年の1月あたりが2回目の大噴火であろうとして次のように書かれています。
2年前の3月がTwitterの最初の噴火とすれば、今年の1月あたりが2回目の大噴火と言えそうである。これまでユーザーがほとんどマニア層に限定していたのが,一般層にも浸透し始めてきたのかもしれない。それに、個人的なつぶやきミニブログとして使われるだけではなくて、ニュースなどのリアルタイム情報収集/伝達ツールとしても盛んに利用され始めている。
振り返れば、ぼくが初めてTwitterを使ったのも、確かに2年前の3月でした。「ブログ合宿2007“春の陣”」で田口さん@百式が試しに使い、その場にいたメンバーで使いはじめたのです。
最初はそこにいる人たちでつぶやくってどういうこと!? と意味がよく分からなかったのですが、次第にユーザが増えるに従って、面白くなっていきました。
Twitterでのつぶやきをきっかけに、突発的にビールオフが開催されたのも、このすぐ後でしたねぇ。
ブログのエントリーの更新情報を配信するなどてして、ちょっと広報窓口っぽくなっていったぼくのTwitterは、いつしかフォロー数が1,000に近くなり、日常的に見るには破綻‥‥。
しかし、TumblrをきっかけにTwitterの良さを再認識し、つぶやきを公開しフォロー数を減らして、なんとか再び会話が成立できるレベルに戻ってきました。
今はどちらかというと「iPhone」でTwitterを眺めていることが多いですね。2年前とは閲覧スタイルも変わったという訳です。
ただ単につぶやくだけなんですけど、メールのように必ず返信しないといけないのとも違います。日記でもなくただ一言、何か投げかければ良いだけ。
言ってしまえば投げっぱなしのジャーマンスープレックスで、興味をひかれる人がいればリプライがあり会話が始まるという、ゆるいネットワーク。
ある意味においては、ユーザが使い方を発明してきたようなところのあるTwitterですが、果たしてこの先にはどんな道がまっているのでしょうか。
一利用者としてはまぁ、つぶやき続けるしかできないのですが。
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