平田大治「マーケティングとPRの実践ネット戦略」献本頂きました

平田さん@dh memorandaが翻訳し、神原さん@minako’s blogが監修した「マーケティングとPRの実践ネット戦略」を献本して頂きました。ありがとうございます。

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実は前職は人数の少ない会社でして、営業から制作、コンサルまで一通りやってましたので、知識としてはもう古いですけど、中小企業のマーケティング・プロモーション支援としてSEOやSEMなども経験しています。

ウェブライティングみたいなことも見よう見まねでやってましたし、そういう経験や知識の延長線上にネタフルがあったりします。もともとブログに興味を持ったのも、SEO的な見地からのCMSとして、でした。

そうしていろいろなことをやっていた中に、プレスリリースの配信代行というものがありました。

新サービス(要するにニュース)の概要をヒアリングし、文章を起こし、マスコミなどに配信し、さらには掲載されたかどうか効果測定をする、というところまで行っていました。

これが2002~2003年くらいのことで、当時から“ニュース”をリリースとして配信することは非常に重要だと思っていましたし、ブログなどのソーシャルメディアが登場してから今、エンドユーザまで広く情報を伝えていくことがさらに重要になっているのは言うまでもありません。

例えば、ネタフル宛にも企業からプレスリリースが意外に届いたりしてますし、個人レベルで「こんなの作りましたが‥‥」とメールを頂くこともあります。いずれにせよ、どんな人にどんな切り口で見せるのか、がとても重要な訳ですが。

というところで「マーケティングとPRの実践ネット戦略」であります。

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「マーケッター&PR担当者必読」ということですけど、恐らくは「ネットで何かやりたい人」は必読なんじゃないでしょうかね。

ぼく自身、ブログを書くこととは直接関係なくても、前職でのさまざまなウェブマーケティング絡みの経験というのは、非常に役立っている気がするので、どこかを切り取って勉強するのではなく、できるだけいろいろなことを知っていた方が良いような気がします。

そういう意味においてはページをペラペラとめくっていくと‥‥

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一通りのことを、体系的に網羅的に知ることができるのではないかと思いました。

しかも、ところどころかいつまんで読んでみても、翻訳本にありがちな難解さがありません。非常にスムースに読むことができます。平田さん、流石です。もちろん監修の神原さんの手腕が大きいと思います。

拙著「クチコミの技術」でも書きましたが、基本的には「ネタありき」だと思います。そしてネタが良ければ自然に広がる可能性もありますが、しかしそういうのは限られたものでもあると思います。

ではどうやってプロモーションするのか? 伝えていくのか? ということを考えた時に、特に「ネットで何をするか」というのがまとめて書いてある本てあまり多くはないんじゃないかと思うんですね。

そういう意味で、ネットで「何かを起こしたい」人向けの本だと思います。企業の大小とか関係なく、ネットで「何かを起こしたい」人向けの本のはずです。

ちなみにお二人ともニューズ・ツー・ユーの中のお人たちですので、てっきりニュースリリースに関する本だと思っていたのですが、それは誤解でした。

マーケティングとPRの実践ネット戦略

マーケティングとPRの実践ネット戦略