松屋の発売したチェコ料理「クジェナパプリツェ」を食べました。「クジェナパプリツェ」は、松屋が2024年11月12日より、59店舗限定で発売したチェコ料理です。
松屋の「クジェナパプリツェ」はいったいどんな料理なのでしょうか!? 美味しい? それともまずい!?
松屋「クジェナパプリツェ」とは
かつては「チェコ公認 チェコ親善アンバサダー」としてチェコを旅したり、近年では「チェコ政府観光局公認 チェコ応援サポーター」として、チェコを応援しています。
つまりは、チェコの現地でチェコ料理も食べておりまして、まさか松屋がチェコ料理を出してくるとか、驚きと懐かしい気持ちが入り混じりつつも、とても嬉しくなっています。
だから速攻で食べたいと思い、発売の10時をめがけて、隣町までクルマで食べに行っていきました。
店頭の券売機でも「クジェナパプリツェ」が大きくアピールしています。名前からだとどんな料理かさっぱり見当がつきませんが、松屋によると「鶏肉のパプリカクリーム煮」とのことです。
「クジェナパプリツェ」は期間限定のおすすめメニューです。
「クジェナパプリツェ」の価格は880円です。
「クジェナパプリツェ」のライス並盛が880円、大盛が970円です。今回はライス並盛の「クジェナパプリツェ」を食べてみました。
レシピサイトなどをチェックすると、意外に使用している食材はシンプルで、日本でも再現しやすそうです。チェコだとクネドリーキという茹でパンがついてくるのが定番ですが、松屋ではライスです。
松屋「クジェナパプリツェ」食べた感想
これが「クジェナパプリツェ」なのですが、見た瞬間の感想としては「カレー?」というものでした。
顔を近づけると、初体験のようなスパイスの香りが漂います。見た目はカレーですが、香りは明らかに別物です。
見た感じにもチキンがごろごろしており、人気商品の“ごろチキ”のソースをチェコ料理にしたものなんだろうな、という感じはします。
パプリカクリームソースですが、実際に入っている野菜は玉ねぎです。玉ねぎもごろごろ入っています。
黄色いパプリカクリームのソースです。まずはスープをと思い一口飲むと、これがめっちゃスパイシー!
なんだろう、このスパイス? これまでの記憶をたどるも、少なくともここ数年では食べたことがないような‥‥でも、なんだかとてもクセになる味わいなのです。
スパイスの味の説明が難しいのですが、それはそれとして、とにかく旨いソースなのです。もちろんカレーではありません。
後からレシピサイトを確認すると「キャラウェイシード」というスパイスが使われており、甘い香りとほろ苦い味が特徴ということなので、恐らくこの味と香りではないかと思いました(予想)。ほろ苦い感じ、したんですよね。
逆にいえば、このスパイス感が苦手だという人には、ちょっと合わないかもしれません。
「クジェナパプリツェ」は、ニンニクが利いたパプリカクリームソースで鶏肉を煮込むチェコの家庭料理を、松屋名物の“ごろごろチキン”で再現したもの。
ということで、松屋らしくニンニク強めかと思いきや、むしろ主張しているのはスパイスで、ニンニキーな味わいではなく、ほどよく美味しさを引き立てているポジションでした。パプリカクリームソースもマイルドで美味。
個人的にはオリジナルカレーと双璧をなすような、スパイスな感じがたまらなく美味しい料理だと思いました。正直、こんなにうまくまとまっているとは驚きで、美味しさに感動しました。
松屋の福神漬の万能さもすごくて、これ逆にチェコに輸出したほうがいいんじゃないですか!?
広がる“松屋外交”
お世話になっているチェコ観光局の方に伺ったところ、松屋の「クジェナパプリツェ」は大使館の農務部が監修に携わっており、メニュー選定からレシピ提供、試食など、大使館シェフも含めて関わっているとのことで、本気のメニューになっています。
最近では“松屋外交”と称して、リトアニアやポーランドなど、大使館が関わるメニューが続々と登場していますが、こうして馴染のなかった国々の料理が気軽に口にできるというのは、本当に楽しいことですし、身近にも感じるようになって良いことですね!
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全国発売が待ち遠しいですね! 近くで食べたいです!
ごちそうさま!!!!!!
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