ネタフル読者のみなさまこんにちは。第19の辛味使徒オクノダイジです。
つけめんチェーンの三田製麺所では、2011年から夏に展開している「灼熱つけ麺」を今年も7月6日から開催しています。今年はなんと、例年よりも辛いレベル「無限」をひっさげての登場、辛い唐辛子として有名な、ハバネロやブート・ジョロキアを上回る辛さのトリニダード・スコーピオンを使って辛味を出しているそうな。
例年を上回る辛味と聞いて食べない理由がありません。早速訪れることにしました。
期待高まる「灼熱つけ麺 無限」を注文
やってきました三田製麺所 道玄坂店。
もう、無限のポスターがはられています。
ふむ、灼熱つけ麺は900円(税込)、無限はプラス100円(同)だそうな。
『「極限」を超えし者のみ辿り着く辛さの無限回廊』
いいコピーじゃないですか。無限回廊、ぐるぐるしたいですね。
さらに今年は、同じく期間限定で「灼熱とりから」(3個380円、5個530円、税込)も準備されており、灼熱つけ麺+灼熱とりから3個のセットが1,280円で売られています。
せっかくなのでセットの「灼熱とりからつけ麺」を無限で注文しました。しめて1,380円。
麺の量は調節できます。小盛り(240グラム)が-30円。並盛(320グラム)・中盛(450グラム)・大盛(580グラム)は同料金です。
見た目から違う辛味の「灼熱つけ麺 無限」
さてさて、到着した灼熱つけ麺 無限。見た目から違いますよ。
これが今年の無限。
これは去年の「極限」。
ね、ぜんぜん違うでしょ。
無限は一面の赤世界です。去年までの「つけ麺に辛味を足しました」という雰囲気がなくなっているんですよね。
なお、今回の提供時にお店の方が海苔を入れ忘れていました。正しくは、プレスリリースにあるこんな外見です。
あれ? プレスリリースよりも本物の方が辛そうですね。
スープを一口。唐辛子の粉が増えているからでしょうか?なんとなくですがスープの粘性が高く、ドロっとした印象を受けます。そして一口食べた直後から、汗が首筋を落ちていくのを感じました。
こいつは、辛味好きも納得する辛さです。辛味は確実に「極限」を超えました。昨年、これを食べたときには、
「決して弱くはないけれど多くの人が楽しめる激辛! といったレベル」
と評しましたが「無限」は、
「結構辛味があり、普通の人ならチャレンジとして食べる辛さレベル」
といえるでしょう。ココイチなら5辛が余裕な人、蒙古タンメン中本なら北極や冷やし味噌を喜んで食べる人が対象でしょう。
唐辛子独特の香りと辛味が増していながらも、魚介スープの旨味やコク、酸味が失われることなく、旨辛を保っています。辛味が強くはなりましたが、つけ麺としての美味しさのレベルを下げていないのは素晴らしいですね。
三田製麺所の旨辛、確実に進化しています。灼熱つけ麺は毎年夏の間だけの提供。終了時期はまだ決まっていないようですが、例年通りであれば提供期間は夏の間ということになるでしょう。
「灼熱とりから」はじゅわっとピリ辛
灼熱つけ麺と同時に提供開始トなった「灼熱とりから」は、無限を食べながらですと辛さはそこまで強く感じません。店員さんに聞いてみたところ、
「1辛くらいではないでしょうか」
とのことです。灼熱つけ麺と一緒に食べるととりからの辛味は目立たなくなってしまうので、普通のつけ麺につけ合わせることをオススメします。
汗をかき夏を乗り切るのに欠かせないつけ麺
食べに行ったのは提供が始まってすぐでしたが、お店の人いわく、すでに人気メニューだそうです。2011年から始めている季節限定メニュー、毎年楽しみにしている人が多いからでしょうね。
今年の「無限」は今までの辛さを上回るもの。辛味好きの人も気持ちよく受け入れられ、例年よりも楽しい夏を迎えることができるでしょう。