ラー油で辛いけれど玉ねぎの甘味も感じられる、千葉県勝浦市で独自に発展したという「勝浦タンタンメン」をいつか食べてみたいと思っていました。
先んじてカップ麺では食べたことあったんですけど、やはり本物が食べてみたいじゃないですか?
青春18きっぷを使い、勝浦のお隣の御宿に行き、そこで「勝浦タンタンメン」をついに食べることができました!
「勝浦タンタンメン」とは?
勝浦タンタンメン – Wikipediaでは次のように説明されています。
勝浦のタンタンメンは、当地の海女・漁師が寒い海仕事の後に、冷えた体を温めるメニューとして定着していた。
「基本スタイルは醤油をベースにしたスープに中華麺が入り、具材としてラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎと豚挽き肉が載っている」というもので、一般的に想像する担々麺とは少し違います。勝浦で独自進化した担々麺と言えましょう。
「勝浦タンタンメン」はONE勝浦企業組合が管理する地域団体商標で、正会員のお店があります。ローカルB級グルメ、ソウルフードとして発展させてきた歴史があるのですね。
らーめん萬作で「勝浦タンタンメン」
本来であれば勝浦駅まで行って食べたかったのですが、すっかり時間も遅くなってしまったので、浜辺から御宿駅への帰り道にあった「らーめん萬作」に立ち寄りました。
勝浦タンタンメンだけでなく、みそタンタンメンやザーザーメンも気になるところです。しかも、海が近いからそこで食べられるようにでしょうか、テイクアウトもしています。
「らーめん萬作」のメニュー
目当ての勝浦タンタンメンが800円、みそタンタンメンになると850円です。タンタンつけ麺1,050円、ザーザー麺950円。どんだけ辛いのか気になる、タカの爪ラーメンは950円です。
メニューを裏返してみると、おつまみメニューが充実しています。夜は中華居酒屋のような使われ方をするのかもしれませんね。ドリンク類も豊富です。
「勝浦タンタンメン」を食す!
初志貫徹と言いますか、ずっと食べてみたかった「勝浦タンタンメン」をオーダーしました。
程なくして登場した「勝浦タンタンメン」です!
醤油ベースのラー油ラーメンと言われることもあるようですが、確かにラー油の赤さが際立ちます。
具材はシンプルで中に玉ねぎが見えるとの、上に白髪ねぎが添えられています。食べ進めると分かりますが、中にはひき肉が入っています。
シンプルな醤油ラーメンに、ラー油で辛いスープが美味しいです。海沿いにいたので冷えた身体に、辛くて熱いスープも心地よいです。
辛いんだけど、煮込まれた玉ねぎも入っているので、スープを口にした際の甘さもホッとさせてくれます。
とてもシンプルなラーメンで、逆にシンプルだからこそクセになる気がしました。複雑ではなく、ラー油の辛さがいい。これはまた勝浦にも食べに行かなくてはいけませんね!
ごちそうさま!!!!
東京都内だと荻窪の「ビンギリ」が美味しいと聞きました。こちらもぜひ行ってみたいです。
「らーめん萬作」の住所・地図
▼萬作ラーメン (マンサクラーメン) – 御宿/ラーメン [食べログ]
住所:千葉県夷隅郡御宿町浜2146