雑学ネタです。電子レンジを使ったレンチン調理は簡単で便利です。ぼくもレンチン鶏むね肉やレンチンパスタを作ります。こんなに身近な電子レンジについて、ふと疑問がわきました。「レンジ」って、なに?
というのも、電子レンジは英語では「microwave oven」と呼びます。どこからきたんだ「レンジ」は。綴りも分からないけど「range」なのでしょうか。だとすると「範囲」みたいな意味‥‥のはず。
「電子レンジ」の「レンジ」とは
ということで「電子レンジ」の「レンジ」は何なのかと疑問を抱きましたが、すぐに答えは見つかりました。
Wikipediaに次のように書かれていました。
日本における「電子レンジ」という名称は、1961年(昭和36年)12月、急行電車のビュフェ(サハシ153形)で東芝の製品をテスト運用した際に、国鉄の担当者が[1]料理用のかまど(レンジ=range)からネーミングしたのが最初とされる。
「range」には「かまど」という意味があるそうです。ただ、調べた範囲だと、ネットの英和辞典サイトで「range」を「かまど」とは表記していないのですよね。
さらに調べるとガスレンジなどの、意味でのrangeの語源 -英語の、range の意味なんで- 英語 | 教えて!gooというのがあり、そこで海外サイトが引用されていました。
World Wide Words: Rangeというページです。
アメリカ人による「キッチンレンジまたはガスレンジとしての使用法に関連するレンジという言葉の由来は何ですか?」という質問です。この質問からすると、アメリカでも「ガスレンジ」という呼び方はあるようですね。
そして、次のような回答となっています。レンジ(range)は15世紀に初めて調理の意味で使われたそうで、多くの人にサービスを提供する大きな家の台所に見られるような、ひとつの煙突の下にずらりと並んだ囲炉裏やオーブンの集合体に使われたのが始まりのよう‥‥とのことです。
ということで「レンジ(range)」が「かまど」として使われ始めた時代の話を知ることができました(あくまでも、ぼくが調べた範囲での話、ですが)。
なるほど“電子のかまど”だと理解すると、納得して使えます。
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