湿度が高いと暖かく感じ、湿度が低いと寒く感じるのはなぜか?

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室温20℃、体感温度も20℃にするには湿度〇%必要だった:節電テックという記事を読み、湿度によって体感温度が変わるということを知りました。

加湿器などで湿度を上げると体感温度が上がることは知られていますが、環境省が提唱する「ウォームビズ」推奨の室温20℃で体感温度も20度にするにはどのくらい湿度が必要なのでしょうか?

湿度によって体感温度は変わる

恥ずかしながら、湿度で体感温度が変わるということは知りませんでした。主に加湿しているのは喉のためと理解していたのですが、実は体感温度にも影響があったとは。

記事によれば、人が快適に感じる湿度は40~60%といわれており、体感温度を20度にするには、湿度は57%まで上げる必要があるのだそうです。湿度を上げれば節電にもなるということですね。

さて、それではなぜ湿度が高い暖かく感じ、湿度が低いと寒く感じるのでしょうか?

湿度で体感温度が変わる理由

調べたところ、これは湿度によって人間の汗の蒸発が変化するからだそうです。湿度が低いと汗は蒸発しやすいです。汗が蒸発すると、皮膚の温度は下がります。つまり、湿度が低いと体感温度が下がるという理由はここにあったのです。

逆に湿度を上げれば汗は蒸発しにくくなり、体温は下がりにくいというわけです。

この記事を書いている日は雨が降っていて湿度がいつもより高めなのですが、確かに同じ室温でも晴れている日と寒さの感じ方が違うようです。

ということで、湿度によって体感温度が変化するのには、汗の蒸発が関係していたのでした。