お湯を注ぐ音と水を注ぐ音は違いがある【理由】

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「お湯を注ぐシーンで水の音を付けると、たぶん大体のFoley Artistにバレる」というツイートが話題になっていました。曰く、お湯を注ぐ音と水を注ぐ音は違う、というものです。お湯と水を注ぐ音を意識したことはありませんでしたが、どう違うのでしょうか?

お湯と水を注ぐ音は違う

話題になっていたツイートはこちらです。

「Foley Artist」というのは、音響効果技師のことだそう。「音効さん」というのを聞いたことがありますが、映像に音楽や効果音を加える仕事だそうです。幼馴染が音響効果技師になっていたのを思い出しました。

お湯を注いでいるはずなのに音は水、ということに気づくことがあるそうです。どうでしょうか。みなさんはその違いに気づきながら生活しているでしょうか?

お湯と水を注ぐ音の違い

YouTubeで検索したら、お湯と水を注ぐときの比較実験をしている動画がありました。

目を閉じて聞いたほうが違いがわかりやすいと思いますが、確かにお湯と水では注ぐときの音が違います。水のほうが「ジョロロロロ」と硬質な印象を受けます。

実はこの違いは温度によって水の粘度が変わることから起こるのだそうです。お湯のほうが粘度が下がるため、音の印象として柔らかくなります。実に粘度は約3倍の差があります。

全く意識して生活していたわけではないのですが、確かにちゃんと聴くと、そういえば水とお湯では音が違ったな、ということに気づくことができました。自然に学習しているものなのでしょうね。