佐渡観光協会のお招きにより佐渡を旅した2日目。ランチタイム。佐渡金山を探検してお腹ペコペコになって探し当てたのが、相川の商店街にある古民家食堂&カフェの「持田家」です。
カレーとラーメンの食べられる地元の人たちが行くような食堂もそそられたのですが(雪が降っていて寒かったから)、やはり佐渡なら海鮮だろうということで、メニューに「寒ブリ丼」の見えた「持田家」に決めたという次第。
現在、佐渡では「ブリカツ丼」が盛り上がっているそうで、それも食べてみたいと思っていたのですがあいにくと出会えず。しかし、この「寒ブリ丼」も最高で、人生の中で最も美味い寒ブリの刺身でした! お世辞抜きで、箸が止まらないってこういうことなんだな、と。
ここまでの旅の様子は「佐渡旅行」からご覧ください。
「持田家」の外観とメニュー
商店街自体もそんなに古くは感じなかったのですけど、中でも群を抜いてキレイでお洒落だったのが「持田家」です。古民家食堂&カフェとのこと。
表の看板に「あんこう寒ブリ祭」の文字を見つけ小躍り。「一人なんですが」と伝えると、カウンター席に通して頂きました。カウンター席の近くにはキープされたボトルが多数あり、夜は地元の方たちで賑わっているんだろうと思います。
お店はご家族で切り盛りされているようです。2015年3月に開店とのことなので、ちょうど2年ですね。築60年の古民家を改装した店舗で、鮮魚店直営の飲食店です。どうりで魚が美味いわけだ、と。お母さんとお嬢さん2人で忙しく料理をしたり、料理を並べたりされてました。
メニューです。
日替わりランチは11時〜14時。火曜日の海鮮丼800円はかなりお得なんじゃないかと予想。佐渡の料理の盛りからすると、きっとお刺身定食1,000円も大変なことになる予感がします。しかし、ここは冬季限定の「寒ブリ丼」1,400円です!
「アンコウ寒ブリ御膳」のブリしゃぶとアンコウの唐揚げで2,000円というのも、きっと御膳だから凄いボリュームなんですよ。カキフライ御膳が凄かったから。
メインの選べるものや、舟盛、海鮮丼や親子丼も気になりますね。でも、心は「寒ブリ丼」なんです。
と、そこで気になるものを発見。
ちょいたしおかず!
200円でおかずをちょいたしできるというもので、迷わず加茂湖産のカキフライをコンボしてもらうことにしました。200円なら超お得ですよ。後から思えば、さらにイカとエビをコンボさせても良かったんだな。
定食類のメニューも並びます。焼魚やサバの味噌煮も間違いなく美味いことでしょう、だって鮮魚店直営なんですから!
観光客には魚介系が出るでしょうが、地元の方にはハンバーグや生姜焼きウケるのでしょう。また海鮮系が食べられない人でも、このメニューなら安心だと思います。
デザートの種類も多いです。めっちゃ盛ってる。
佐渡の粉のパンケーキも。
ということで「寒ブリ丼」が登場するのを待ちましょう!
「寒ブリ丼」がドーーン!
10分ほど待ったでしょうか。お待ちかねの「寒ブリ丼」の登場です。
寒ブリが美しく並べられています。小鉢に味噌汁、そしてなぜか大根おろしがついています。ブリに大根おろし? 初めての食べ方です。思わず聞いてしまいました。
「大根おろしはどう使うんですか?」
「寒ブリの脂が多いので口直しに食べてください」
脂が多いから!
脂が多いから!
脂が多いから!
口直しに大根おろし!
口直しに大根おろし!
口直しに大根おろし!
聞いたことない! そんなの聞いたことない!
でも、確かにぼくが見たことある寒ブリよりも白く脂が乗っているのが分かります。
ちょんと醤油をつけると‥‥箸が止まらない!!!
マグロのトロのような脂の乗り方をした寒ブリなんですよ。でもしつこくなく、思っているよりさっぱりと食べられるのです。ちょっと口をリセットするのに大根おろしを食べたりして。
寒ブリの刺身の量もかなりあったのですが、ペロリと食べてしまいました。脂ノリノリで寒ブリが美味い。人生の中でも最高峰の寒ブリです。
ちょいたしのカキも幸せ。地元産の牡蠣、やっぱりいいですわぁ。
帰りに玄関で気づいたのですがNHKの「ブラタモリ」でタモさんが、日テレの「笑ってコラえて」では石原さとみが、それぞれ「持田家」を訪れているんですね!
タモさんは焼きサバ定食、石原さとみは持田家定食を食べたそうです。持田家定食はメインをミニ海鮮丼かお刺身から選べるアレですね!
いきなりフラリと入ったけれど「持田家」でのランチは大正解でした。「寒ブリ丼」が最高に美味でした。ごちそうさま!!!!!
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「持田家」の行き方・アクセス
>>古民家食堂&カフェ&居酒屋 持田家 / 持田鮮魚店・佐渡のさかなや!満洲屋
住所:新潟県佐渡市相川一町目7