佐渡というと、トキ、金山というイメージが強いです。しかし、佐渡旅行に行くといったら「新潟から佐渡までたらい舟で行くんですよね?」と言う人がいるくらい、同じようにたらい舟のイメージも強いようです。「たらい舟」はもともとは漁で使用されているもので、今では観光用のものもあるようです。
「たらい舟があるなら乗ってみるしかないではないか」と、そんな精神で、佐渡島の南西にある小木町の「たらい舟」の体験を訪れてみました。しかし、雨が降っていて天候はあまり良くないので「これで体験できるのかな?」と不安を感じての訪問となりました。
ここまでの旅の様子は「佐渡旅行」からご覧ください。
佐渡で「たらい舟」を体験!
トキをじっくり見ていたらすっかり時間を見誤ってしまい、小木港に到着したのは16時前くらいになってしまいました。天候が悪くて乗れないのではないかという心配もありましたが、それ以上に、この閑散期に既に営業が終了してしまっているのでは、という懸念も。
クルマを駐めてすぐ近くの海に向かうと「たらい舟のりば」とありますが、わりと普通の桟橋です。
やや風はありますが、波はそれほどありません。一縷の望みをかけてチケット売り場に向かいます。
「たらい舟」は大人500円、小児300円です。体験としては10分くらいだと思いますが、観光地価格、観光地の体験としてはかなりお安いのでは?
高速観光船や高速モーターボートも気になりますが、今回は時間がなく「たらい舟」のみとなります。事前の調査では「琴浦洞窟」が良さそうでした。5人で1万円ですので、チャンスがあれば挑戦してみたいです。
チケット売り場にいる男性に「たらい舟は乗れますか?」と話しかけます。
男性「雨は上がりましたかね?」
ぼく「雨が降っていたらやはり乗れないんですかね?」
男性「いえ、傘をさして乗ります」
ぼく「えええええ!?」
ということで、500円を支払い無事に「たらい舟」には乗船できることになりました。
操船してくださるらしい女性2人について桟橋へ向かいます。
「たらい舟」があった!
一人が「たらい舟」を引き寄せ‥‥
一人が「たらい舟」に乗り移ります。
なんだか、とっても簡単。ぼくも促されて「たらい舟」に移ります。
おお、確かに「たらい舟」に乗っている!
けっこう簡単に扱いでいるに見えますが、上手に操船できるようになるまでには、どのくらいかかるのでしょうか?
ぜひ、動画でご覧ください。
一周するのに10〜15分ほど。
「たらい舟」は桟橋に戻っていきます。
地元出身の女船頭のお姉さんをパチリとさせて頂きました。
乗船しながら「倒れないように船底には重りがついていたりするんですか?」と聞いたのですが、そのまま平らなのだとか。
凄いなぁ‥‥よく、これで傾いたり沈没したりしないですよね。なんであんなにキレイにバランスが取れているのだろうか。「たらい舟」自体がそこそこの重量があるからなんでしょうかね。
夏になると10隻以上の「たらい舟」が繰り出されるそうです。一日中、ひっきりなしにお客さんがやってくるのでしょうね。天気が良いと操船体験もさせて頂けるようです。
今回は残念ながらあいにくの天気でしたが、晴れた日には気持ちよさそうですね!
=================
佐渡旅は「佐渡旅行」からチェック!
=================
佐渡「たらい舟」の行き方・アクセス
住所:新潟県佐渡市小木町184